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《結婚後こそ問われる“品格”》記者が見た「眞子さまの婚約者」以前の小室圭さん ホテル、国会図書館でみせた“鈍感力”

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小室さんの行動の裏には母・佳代さんの影響が…?

「小室さんのそういう周囲の“空気が読めない”行動の数々は母親の佳代さんの影響が強いように思います。佳代さんは金銭的に生活が苦しい時期もあったためか、上昇志向が非常に強く、意識してかどうかはわからないが、ついつい見栄を張ってしまうことが多いんです。例えば高級雑貨店で500円くらいの小物を購入したとしても、店のロゴがよく見える一番大きなショッパーをお店に求めてしまうとか…。彼女はこの30年間、自分の全てを小室さんにつぎこみ、そのせいもあってか小室さんは佳代さんにどんどんと似てきていましたから」

1998年冬、長野・菅平でスキーを楽しむ小室さん一家。右が母の佳代さん 宮内庁提供

 秋篠宮家の関係者は残念そうにこう語る。

「眞子さまもご結婚したら民間に降嫁するとはいえ、小室さんは今後も元皇族の夫という目で見られます。内親王とご結婚をするということは、国民に対して恥ずかしいようなことや、国民が違和感を覚えるような言動をしてはいけない。『誠実さ』が重要なのです。マスコミに追いかけられるのが嫌だというのは分かりますが、そのカメラの先には日本国民がいるということを理解しなくてはいけない。そうした想像力や物事に対する深い見方ができていないと、その思慮の浅さが日々の何気ない言動に出てしまう。秋篠宮さまがずっと求めてこられた、人間性というのは残念ながらまだ備わっていないのではないでしょうか」

国民に認められる日は来るのか?

 2017年5月14日、小室さんは川崎市内のフットサル場内にいた。ボールを必死に追いかけるものの、なかなかボールに触れられずゴールを決められない。

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フットサルをする小室さん ©文藝春秋 撮影・細田忠

 その2日後、NHKの報道により眞子さまとの「婚約内定」が発表され、小室さんは一躍“時の人”となった。

 だが、小室さんにはその後、「佳代さんの金銭トラブル」が報じられるなど、様々な“逆風”が吹いている。

 今年4月8日にはその金銭トラブルの経緯を説明する28ページに及ぶ文書を公表した。しかし、「名誉の問題」として解決金を支払わないとした同文書の発表からわずか4日後、一転して代理人が、小室さんは元婚約者側に「解決金をお渡しする形で解決したい」と考えていることも明らかにした。一連の対応に「納得した」と答えたのは文春オンラインのアンケートでもわずか6・7%に過ぎなかった。

 結果的に小室さんはこれまで眞子さまとの結婚問題について、“オウンゴール”しか決めることができなかった。その背景には、記者が4年前に取材し、目の当たりにした小室圭さんの「鈍感力」が影響しているように思えてならない。

 いよいよ眞子さまとのご結婚が正式に発表される。その前には小室さんは眞子さまと2人で記者会見に臨まれる予定だという。果たして、小室さんは“空気を読んで”誰もが「納得」のいくゴールを決めることができるか? 

ニューヨークから帰国後、実家前で報道陣に頭を下げる小室さん ©文藝春秋 撮影・細田忠

 27日夜、神奈川県内の実家前でハイヤー降りた小室さんは、何も発言することはなかったが報道陣に深々と頭を下げた。眞子さまとの会見では何を話すのだろうか。国民に声が届くことを願いたい。

 9月28日(火)21時からの「文春オンラインTV」では本件について担当記者が詳しく解説する。

《結婚後こそ問われる“品格”》記者が見た「眞子さまの婚約者」以前の小室圭さん ホテル、国会図書館でみせた“鈍感力”

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