昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

2021/10/24

《東京》カファレル

カファレルテルミナーレ 東京駅限定缶1026円/カファレルグランスタ東京店

 東京駅にある「カファレル」グランスタ東京店でしか買えない「カファレルテルミナーレ 東京駅限定缶」は、明治5年10月14日に新橋~横浜間の鉄道が開通したことを記念して定められた「鉄道の日」にちなみ2019年より販売。クラシカルな東京駅丸の内駅舎がデザインされており、ロゴデザインは「カファレル」が1911~1942年頃に使用していたポスターから選ばれている。「テルミナーレ」とはイタリア語で発着駅を意味する。

《東京》たぬき煎餅

たぬ吉(33枚入)1620円

 東京・麻布十番にある「たぬき煎餅」は1928年創業。1932年には貞明皇后(大正天皇の皇后)による注文があり、初めて皇后陛下に商品を納めるため、創業者である日永圓蔵氏は知人の画家・村上玉嘉に狸の絵を描いてもらい、その絵に自らの書を添えて包装した。この狸の絵が現在も使われているロゴである。昭和40年代から使用されている写真の贈答用の缶に描かれた、小躍りするゆかいな狸たちも村上玉嘉によるものである。

《東京》榮太樓總本鋪

歌川広重缶≪抹茶飴≫、NAGAさん缶≪バニラミルク飴≫各357円

 1818年、江戸時代に創業した「榮太樓總本鋪」。中でも有名なのはやはり飴。そしてその飴が入った、コイン状のものがないと開けられない独特の缶だろう。2018年、創業200周年を迎えた記念に作られたのが、日本橋の代表的なイメージである歌川広重の「東海道五拾三次」の中にある「日本橋朝之景」と、現代の浮世絵画家NAGA氏による近未来の日本橋の姿を描いた2つの限定缶である。

《静岡》山一園製茶

山一園オリジナル紅型茶缶330円

 缶を包む和紙は、沖縄を代表する伝統染物「紅型(びんがた)」の影響を受けたイラストを手がけるコジーサこと尾崎ひさの氏によるもの。日本一の茶処である静岡から見える富士山とそして宝永山、静岡茶の栽培にとって命とも言える大井川が描かれている。なぜか見ているだけで和ませる力がある不思議な缶。