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人気爆発のバスケットボール…NBAスタープレイヤーを気取れた“バスケシューズ”BEST4

4位:フィラ 96GL(1996年発売)

フィラ 96GL(1996年発売)(画像提供:フィラ)

 1996年のアトランタ五輪でドリームチームの一員としても活躍した、NBAスタープレイヤー、グラント・ヒル。「96GL」はグラント・ヒル2足目のシグネチャーモデルとして登場したスニーカー。1996年の発売当初は「グラント・ヒルⅡ」という名前だったが、契約終了後に現在のモデル名に改められた。1996年にアメリカ東西海岸ヒップホップ抗争の犠牲となり、25歳の若さで亡くなった伝説のラッパー、2パックもフィラ「96GL」の愛用者だった。

3位:ナイキ ダンク(1985年発売)

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ナイキ ダンク(1985年発売)
ナイキ ダンク(1985年発売)

 1980年代中頃らしいバスケットボールシューズの特徴が詰め込まれた名作モデル。全米の有力大学のチームカラーに合わせ、さまざまな配色で発売されて話題を呼んだ。1990年代にはスケーターの間で支持されるようになり、スケートシューズとして復権。1998年に復刻版が発売されると、アメリカのステューシーやシュプリームから日本の裏原宿系ブランドまで、さまざまなブランドやショップとのコラボレーションバージョンが登場した。

2位:ナイキ エアフォース1(1982年発売)

ナイキ エアフォース1(1982年発売)
ナイキ エアフォース1(1982年発売)

 クッション性能の高い独自開発ソール“ナイキエア”を初搭載したモデル。当時の一般的なバスケットボールシューズはクッション性に乏しかったため靴下を重ね履きして対応していた選手は、このスニーカーの登場を大歓迎したという。プロアマ問わずに多くのバスケット選手から愛用されるとともに、ヒップホップシーンなどのストリートカルチャーからも受け入れられ、最新ファッションアイテムと認知されるようになった。

1位:ナイキ エアジョーダン1(1984年発売)

ナイキ エアジョーダン1(1984年発売)

 これまでに登場したあらゆるスニーカーの中で、いまだにナンバーワンであると断言する人も多い、名作中の名作バスケットボールシューズ。学生時代から頭角を現し鳴り物入りでNBA入り、新人ながらすでに人気がヒートアップしていたマイケル・ジョーダンのシグネチャーモデル。当時としては高価格なスニーカーだったが、アメリカの販売店では発売日に長蛇の列ができるほど注目され、人気はすぐに日本にも飛び火した。