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「アダルト系は“人間性”が大切」プレイ動画配信で最高月収2500万、えむゆみカップルが考える「この先の人生」

えむゆみカップルインタビュー#3

2021/11/27
note

――掃除機をどうやって使うんですか?

あゆみ 私たちも理解できないんですけど。アイコンを掃除機にしている人からのリクエストで、プロフィールにも「掃除機プレイが好き」って書いてありました。で、何回も言ってくるんですよ。「掃除機でプレイしてほしい」って。

――実践されては……。

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あゆみ してないです。どうすればいいのか、まったくわからなくて。

 

りょーちん それ用の掃除機を送ってきてほしいよね(笑)。

えむゆみカップルのビジネス戦略

――新作を月4本アップしているとのことですが、ネタ切れになることはありますか?

あゆみ いまのところネタは尽きないですね。掃除機は無理だけど、視聴者さんからいただくリクエストはあるし、私たちが「やってみたいね」と思うテーマが常になにかしらあるので。

りょーちん AVをいろいろ見て、参考にしてもいます。あとカップルYouTuberの方々がやられている普通の企画を、僕らなりにPornhub向けにアレンジしてみるとか。

あゆみ だから、特にネタ会議とかはやってないよね。先週は彼を責める動画を撮ったから、今週は私が責められる動画でいこうか、みたいな。攻守逆転を軸にして考えてます。

りょーちん むしろ話し合うのは、ビジネス的な部分。このチャンネルをどう伸ばすかとか、次の事業はなにをするかとか。

――Pornhub限定でお聞きしたいのですが、再生回数を稼ぐための戦略って具体的にありますか?

りょーちん ある?

あゆみ サムネイルにこだわるとか。

りょーちん タイトルも重要ですね。僕はPornhubで再生回数が伸びている動画を片っ端から調べて、そのタイトルに含まれる言葉をどう組み合わせるとエッチな想像をしやすいコピーになるか研究しました。動画の内容も、ずっとプレイをしているのではなくて緩急をつけるとか。意外とポイントって、あるんですよね。

 

 そうやって再生回数が伸びると、アメリカとか視聴者の母数の多い国でもサムネイルが表示されるようになるんですよ。そこも狙って海外の人が見ても「これは」と思えるタイトルを英語で入れたりして。

「僕らのジャンルは日本人にはウケない」

――海外と日本の視聴者って、嗜好が違うものですか?

あゆみ 違いますね。

りょーちん 日本人はネットリ系を好みますね。寝取られとか不倫ものとか。なので、僕らのジャンルって日本人にはウケないほうが多くて。どちらかというと、ちょっと新しいというか、変わっているから見られていると思うんです。

あゆみ そうだね。海外の人は複数系とか。あくまで、そういうのが好きという印象が強いです。

りょーちん 海外はストレートにエッチを表現していく感じですね。

――おふたりをリスペクトして、ポルノハバーになった夫婦もいらっしゃいますよね。

りょーちん ありがたいことですよ。

あゆみ なかには、私たちの真似をするだけの方々もいて、もったいないと思います。やっぱりきちんとブランディングして、オリジナル性を打ち出したほうがいいですよ。

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