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「夫人と歌舞伎を見る会があるんだけど、行かないか」授業終わりに往復4時間かけて東京へ…女子高生の異常すぎる“デヴィ夫人愛”

加藤万里奈インタビュー#1

 デヴィ夫人と同居する女子大生として、一躍脚光を浴びた加藤万里奈さん。大学3年生から卒業するまでの2年間、渋谷にあるデヴィ夫人の自宅に住みながら大学に通っていたという。

 加藤さんは、14歳の時に口笛の世界大会で優勝し、この秋には歌手としてもデビューした。そんな彼女に、口笛で世界大会で優勝した時のことや、デヴィ夫人との同居生活について詳しく話を聞いた。(全2回の1回目/後編を読む)

 

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母にすすめられて世界大会を目指すことに

――デヴィ夫人と同居していた加藤さんですが、口笛奏者としてもご活躍されていますよね。中学3年生で口笛の世界大会優勝と、素晴らしい経歴をお持ちですが、そもそも口笛を始めたきっかけは何でしょうか?

加藤 中学2年生の終わりの頃に、クラスの男の子が教室で口笛を吹いていたんです。楽しそうだなと思って、私も真似して少し吹いてみたら、周りの友達に「え、万里奈うまくない?」と褒められて。それが口笛を吹いたきっかけです。

 家に帰ってから、母の前で口笛を吹くと、大絶賛してくれたんです。「これは本物だ」と(笑)。親バカみたいな話なんですけど、「YouTubeに上がっていた昨年の世界大会の優勝者より、万里奈の方がはるかにうまいから、次の大会に出場しよう!」と言ってくれて、本格的に練習を始めることになりました。

――いきなり世界大会を目指すことになるんですね。それまで加藤さんは、口笛を吹いたことはなかったのでしょうか。

加藤 ほとんどないです。親から、家で口笛を吹くと浮遊霊が来るとか、蛇がよってくるとか言われていて。迷信ですけど、小さい頃から何度も言われていたので、信じていたんですよね。でも学校でも褒められて、母にも褒められて、これは本当にすごいんじゃないかと自分でも思い始めて、その気になっていました(笑)。

 

――口笛がうまいというのは、具体的にどのあたりが?

加藤 普通口笛をするときって、音を出すので精一杯だと思うんですけど、私の場合は音階すべて吹けたんです。「ドレミファソラシド~」って。それにビブラートもできていたらしくて。知っている曲は、なんでも口笛で吹くことができました。

――口笛以外に、何か音楽をやられていたのでしょうか。

加藤 小学校の時に、NHK児童合唱団に入ってました。あと小学校1年生からバイオリンを習ってましたね。

――合唱団やバイオリンでも、才能の片鱗があったのでしょうか。

加藤 人より声量はあったかな……という感じで、口笛のように誰かにすごく褒められるとか、そんなのはなかったです。