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知人や友人からは「ママ、病気とかじゃないですか?」

——保育園の先生とかママ友には、何か言われたりしたんですか。

nora 女性だと、なかなか筋肉がつきにくいということもあって、パッと見た感じだけだとあまりわからないんです。でもだんだん痩せているというのは分かるみたいで、保育園の先生とかママ友から、「ママ、病気とかじゃないですか?」ってよく聞かれました(笑)。大会に出ることは内緒にしていたので、「いや全然大丈夫ですよ」と。明らかに大丈夫ではないんですけどね。会うたびに痩せていっているから。

 行き慣れたコンビニの店員さんにも、「ダイエットですか? だんだん痩せていくので心配です」と言われて。みんな相当気になっていたと思います。

——たしかに気になりますよね。10キロ以上減量したということですが、どのように減量していったのでしょうか。

nora 基本的にはカロリー制限です。食品表示を見て、炭水化物や脂質の数値を管理していました。減量の進み具合によっては、有酸素運動をしたりとか。

©鈴木七絵/文藝春秋

 私はそれまでダイエット=食べないだったんですよ。食べなければ太らないじゃないですか。でもそれだと筋肉も落ちていくんですよね。筋肉は保ちながら、脂肪は減らすっていうのが、とても大変でした。

——大会に出られた時のお写真、すごいですよね。4ヶ月でこんなに筋肉つくんだなと。

nora そうですね。子育てしながらだったので、保育園のお迎えの合間に筋トレをしていました。料理しながら足を動かしたり、洗濯もの干しながらスクワットしたり。主婦ならではの筋トレテクニックはありましたね。

 いろんな筋トレしていたんですけど、ベンチプレスだけは今でも苦手で。40キロとか余裕でしょって言われるんですけど、あげられたことないんです。だから見た目の割にそこまで強くないというか(笑)。

一人でラスベガスの大会に挑戦した時の写真

——1日の筋トレルーティンは、どのようなものだったのでしょうか。

nora 毎日一つの部分を重点的にトレーニングしていました。今日は脚の日、明日は肩の日、と分けてやっていました。毎日何時間も、筋トレに時間を割くことができないので。

 筋トレを続けていると実感するんですよね。ああ、これは大臀筋に効いているなって(笑)。どの部分の筋肉が刺激されているのかがわかるようになると、楽しくなるんです。1ヶ月くらいで、見た目はかなり変わった気がしますね。

©鈴木七絵/文藝春秋

——初めて出場されたビキニはいかがでしたか。

nora 楽しかったです! なんか楽しいしか残らなくて(笑)。もちろん成績がよかったということも大きいんですけど、終わった瞬間「また出たいな」という気持ちが込み上げてきました。減量中は「もう二度とやらない」と思うんですけど、大会に出ると楽しくなっちゃうんでしょうね。