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夫との文化の違い「日常の細かいところが…」

――お相手は韓国籍の方でしたよね。文化の違いを感じることはありましたか。

道端 韓国の方は家族をすごく大切にすると私は思っていて、それは良い面でもあるのですが、同時に家族への干渉も多くなります。元夫の場合、私の仕事のスケジュールや報酬額とかを把握したい人だったので、私としては夫婦間のパワーバランスが崩れてしまっているように感じました。

あとは宗教の違いもありました。私はこんな顔ですけど(笑)、日本の風習とか神社が大好きなんですよ。子どもができる前は20年間ぐらい、毎年お正月に伊勢神宮に通っていました。でも元夫はクリスチャンなので、一緒に行けなくて。そういう日常の細かいところに気づいたのは結婚してからでしたね。

©文藝春秋 撮影=榎本麻美

――たしかに、大好きなところへ行けなくなるのは辛そうです。

道端 でも、どれもそれだけがすっごくヤダというわけではなかったんです。ただ、小さな我慢や不満でも溜まっていくとだんだん笑えなくなってくるんですよね。最初は子どものために結婚生活を続けたほうが良いのかなという思いもありましたが、ママが幸せじゃないのに我慢して作り笑いとかしてると、絶対子どもに伝わっちゃうじゃないですか。それじゃ子どもが可哀想だし、本当の本当に幸せにはなれないな、と。だからまずは私の幸せを一番に考えようと思ったときに、最初に浮かんだのが“離婚”の二文字でした。そこで、一昨年の秋頃に元夫に「別れたい」と伝えました。

事件後、一度はやり直すことを決めた

――同時期の2019年10月には、元ご主人が知人男性から35万円を脅し取った恐喝容疑で逮捕されました。

道端 あの事件については間違って報道されていることもたくさんありますし、直接的な離婚の原因というわけではないのですが、離婚を考える一つの機会にはなりました。でも、不起訴になって帰ってきた元夫から、やっぱり一緒にいてほしいと言われて。一度は結婚した相手ですし、子どもの父親でもあるので、毎日毎日頭を下げて謝られているうちに、もう一回子供のためにも頑張ってみようと思うようになりました。

©文藝春秋 撮影=榎本麻美

 

――そこから一転、数ヶ月後に離婚への決意を固めたと。

道端 仲直りをした期間に次男を妊娠したので、元夫に報告したんです。何か子育てに対する責任感とかが彼の中で変わるかなと思ったんですけど……人ってそう簡単には変わらないんですよね。一緒に子育てをしていくのは無理だなと改めて感じました。