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スターと暮らせば

2022/01/22

現場で見た、三國連太郎(当時83歳)のカッコ良さ

ーー別々に出られた作品で、「自分が出たかった」と思ったものってありますか?

慶太 祥太が沢口靖子さんとご一緒してる『警視庁機動捜査隊216』(TBS、2010年~)かな。2時間枠で、半年に1回やるような時間的にゆとりのあるドラマ。ちゃんと役も作れるし、話も見えるのがいいなって。

祥太 僕は千葉真一さんが慶太の親父役をやられた映画『親父』(2007年)ですかね。千葉真一さんは、僕もご一緒したかったですね。

慶太 千葉さんは、僕に対してほんとの息子のように接してくれて。ただ、現場でも優しいんですけど、目の奧は常にギラッと光っているというか。なんか、普通の俳優じゃないなって。

 千葉さんも凄かったけど、『恍惚の人』(日本テレビ、2006年)ってドラマでご一緒させていただいた三國連太郎さんも凄かったです。三國さんのカンペって畳くらいの大きさで、バーッと並んでるんです。それを読んで芝居するんですけど、カンペを読んでる感じがまったくしないんですよ。

 当時、三國さんは83歳だったんですけど、めちゃくちゃオーラはあるし、背もでっかいし、とにかくカッコいい。芝居の提案もたくさん出してて、凄いなって。

ーー祥太さんは、現場で魅了された方は、他にどなたかいらっしゃいますか。

祥太 僕は、兄弟揃って『ホットマン』でお世話になった反町さんかな。やっぱりカッコいいですよ。僕ら、それこそ鴨居駅の前にある鴨池橋で反町さんと会ってるんですよ。

 

 原付きで橋のそばを走ってたら、たまたま反町さんが撮影しているのを見掛けて。慶太に「反町さんがいる!」って教えて、一緒に挨拶しに行ったんですよ。

「なんで、おめぇらがいんだよ」って言われたけど、地元だからしょうがない(笑)。でも、嬉しそうでした。「久しぶりじゃねえか、なにやってんだ」「ちょっとジュース買ってこい」ってパシられましたけど(笑)。「じゃ、ジュース代ください」って言ったら俺らの分もくれて、反町さんにはCMをやられていたキリンのFIREを買いました。

慶太 『ホットマン』の時は、まさにボスって雰囲気ですげー怖かったんですけどね。でも、いくつになっても男前。

祥太 憧れの人ですね。

撮影=松本輝一/文藝春秋

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