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1年間で260泊した私が選んだ「本当によかったホテル&旅館」50選(2021年7月~9月編)

2022/01/29

genre : エンタメ, , 娯楽

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9月8日(水)ホテルプティバリ 池袋店(東京都豊島区)

https://www.balian.jp/shop/pb-ikebukuro/

ホテルプティバリ 池袋店(東京都豊島区)

 池袋西口の「ホテルプティバリ 池袋店」にタワー館が新設。リゾート館も含め全66室のホテルに。ゲストが大きなソファで寛ぐ姿が印象的な1階ラウンジは、開放的なスペースで、ダーツ、マッサージチェア、24時間無料(飲み放題)アルコール、エンタメ&カラオケルームなど無料コンテンツも多数。その他、貸切露天風呂に岩盤浴など、都心で遊びたい時、癒やされたい時にマルチで利用できそう。

ホテルプティバリ 池袋店(東京都豊島区)

「プティバリ」という名の通りカップルズホテルとして知られるバリアン系列のホテルだが、バリアンといえば女子会や推し会で利用される“鑑賞会”が人気。55インチ以上の大画面TV、ブルーレイデッキ、各種ミラーリングケーブルの貸出、Chromecast・Miracast完備など、設備も充実。レジャーホテル・シティホテル・リゾートホテル・ビジネスホテルと様々な要素がミックスされ、これまでのバリアン系列のホテルをよりブラッシュアップさせたイメージといえる。

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ホテルプティバリ 池袋店(東京都豊島区)

 ホテル評論家として業態のボーダレス化については以前から指摘してたが、そうした視座を持つきっかけのひとつがバリアン系列のホテルだった。カップルズユースの底堅さに加えて、コロナ禍でより需要が高まると見た。

9月13日(月)ラビスタ草津ヒルズ(群馬県草津町)

https://www.hotespa.net/hotels/la_kusatsu/

ラビスタ草津ヒルズ(群馬県草津町)

「ラビスタ」は、ドーミーインも展開する共立メンテナンスのリゾートブランドで、各地の施設がご当地をフィーチャーしている点に注目。こちらのホテルは、草津にゆかりのあるドイツがテーマ。肝心の大浴場も、サウナ・水風呂共に設置されていて共立クオリティといえる。

ラビスタ草津ヒルズ(群馬県草津町)

 リゾートホテルということでドーミーインにはないディナーにも興味津々。「ラビスタ草津ヒルズ」のディナーはフレンチのコース。ラビスタシリーズは基本が洋食だ。

ラビスタ草津ヒルズ(群馬県草津町)

 ただ、以前出向いた「ラビスタ富士河口湖」では、フレンチのコースのメインの後に鰻ご飯登場のサプライズがあったが、こちらではなんと松茸ご飯が。フレンチで完結せず客層に合わせたアレンジに、ブランドの柔軟なスタンスを感じる。