第2位 ハンプティロック(2007年放送『しゅごキャラ!』)
クールでかっこいいと評判の聖夜学園の小学生・日奈森あむ。しかし実は口下手で、可愛くて素直な子に憧れている普通の女の子だ。ある日「理想の自分に生まれ変わりたい」とお願いをしたら、たまごが3つ現れ、しゅごキャラが生まれた。さらにしゅごキャラの持ち主で構成される学園のガーディアンにも任命される。
「ハンプティロック」はあむが首から下げているペンダントで、変身する際に使用する。変身だけでなく相手を攻撃する際の武器としても使うことができる。
「ボタンを押したりすることなく、付属のしゅごたまにかざしたら反応するんです。どういう仕組みになっているのかは分からないのですが、かざすたまごの種類によって流れる音声も変わるのがお気に入りです。TOMY(現・タカラトミー)のおもちゃはギミックが凝っているものが多い印象がありますね」
第1位 マジックコレクターワンド(1999年放送『コレクター・ユイ』)
西暦20××年。世界は巨大ホストコンピューター・グロッサーで管理されたコンピューター網・コムネットで結ばれていた。ところがグロッサーは人間たちをも管理し、世界を支配しようと目論んでいた。そこで立ち上がったのがコレクターだ。
主人公の春日結はコレクターの一員。愛用しているのが杖型の武器「マジックコレクタ―ワンド」だ。杖の先端についている赤い宝石から黄色い星が放たれ、コムネット上のバグやコンピューターウイルスをコレクト(訂正)していくことができる。
「先端の大きな赤い宝石から星が出るという設定に合わせて、おもちゃでも宝石のなかで星型に光るようになっています。古典的な作りではありますが、ぱっと見だと星型が見えないようにおもちゃの部品の色味がちゃんと考えられているんです。リアル感があって感動しました。ここ最近はギミックが凝っているおもちゃも増えていますが、どうしたらより“本物”を再現できるのかという工夫を感じます。圧倒的な1位です」