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「いまのカーリング界は、結婚や出産との両立が難しくなっている」
ミュアヘッドはカーリング一家の生まれで、父、兄、そして弟もスコットランド代表。ゴルフの腕前も一流、母国スコットランドを愛し、バグパイプ奏者であり、今回は開会式で旗手も務めたイギリスの顔である。
前回大会が終わって、ミュアヘッドは盟友だったサードのアナ・スローンを失った。ミュアヘッドは言う。
「いまのカーリング界は、フルコミットメントが求められるようになり、仕事や結婚、出産といったライフイベントとの両立が難しくなっている」
ミュアヘッドは戦い続け、新しいメンバーと共に決勝の舞台にまで上がってきた。世界選手権優勝の経験を持つ彼女にとっても、オリンピックの決勝は初めての舞台である。
“Curling Zone”によれば、ミュアヘッドと藤澤の最初の対戦は2008年5月の世界ジュニア(この時はスコットランドが優勝)にまで遡ることが出来るが、これまで24度の対戦成績はこうなっている。
ミュアヘッド13勝、藤澤11勝。
黄色と赤の石の交錯は、ついに決戦の時を迎える。
Have a Good Curling!
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