昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

連載文春図書館 ベストセラー解剖

十二支の動物、シマエナガ、力士…大人も思わず折りたくなる、とにかくかわいい“和風のおりがみ”

『カミキィの〈か和いい〉季節のおりがみ』(カミキィ 著)――ベストセラー解剖

2022/03/02
『カミキィの〈か和いい〉季節のおりがみ』(カミキィ 著)日本文芸社

 かつてあみぐるみなどのハンドメイド作家として活動していた著者。子育てが始まるといつしか創作から遠ざかっていたが、子どもの集まりで教えるために“今どきの折り紙”に出会い、その面白さに魅了された。やがて自分でもオリジナル作品を作るようになり、動画配信を始めたところフォロワーが増加。作品の作り方だけでなく、モチーフを組み合わせた季節のリース飾りも人気を集める。

「作家さんや折り紙本のスタッフの方などが集まる場で紹介されたのが著者でした。YouTubeでその世界観に触れた瞬間に『これは必ず人気になる!』と確信しました。作品のフォルムと表情が醸し出すぬいぐるみ的な可愛さは、従来の折り紙とは別次元のものだと感じたんです」(担当編集者の前川綾子さん)

 こうして生まれた『カミキィの季節のおりがみ』は、折り紙本のなかでは異例のスピードでヒット。本書はその第2弾で、小さな子どもがいるママ世代からシニア層の女性まで幅広い読者の支持を得ている。

「小さなお子さんはもちろん、大人の女性が思わず折りたくなる可愛さとわかりやすさが著者の作品の魅力だと思います」(前川さん)

 十二支の動物、シマエナガ、力士など、とにかく可愛い和風作品が満載。第3弾の『カミキィの〈気持ちが伝わる〉贈り物おりがみ』も好評発売中。

2020年9月発売。初版2万4000部。現在10刷7万2000部

カミキィの<か和いい>季節のおりがみ

カミキィ

日本文芸社

2020年9月8日 発売

ツイッターをフォローして最新記事をいち早く読もう

週刊文春をフォロー