少しずつ日が長くなってきて、春が近づいてきている今日この頃。なんとなく「そろそろ髪を切らなきゃ」と考えていませんか?

 お客様の「髪を切りたい」タイミングは、美意識の個人差とは関係なく、だいたい似通っています。今回は、美容室の1年間のサイクルについてのお話です。

 人は、どんなタイミングで「そろそろ髪が切りたい! 美容室に予約しなくちゃ」と思うのか?

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人が「髪を切りたい」と思うのは、いつ?

 美容師は、同じお客様を何年も担当していると、「○○さん、そろそろいらっしゃるかな?」と、ご来店の周期を予測することができます。

 ですが、誰でもその周期とは関係なく「髪を切りたい」タイミングが訪れることがあります。

 それは、「人に会う時」です。

「久しぶりに会う人がいる時」が特にそうです。いつも一緒にいる仲間や家族、同僚ではなく、久しぶりに会う友人や親族、恩師や先輩後輩などに対しては、「キレイな姿で会いたい」という心理が働きやすいのです。

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 人が集まりやすい「行事」や「イベント」は、久しぶりの人とも会う機会が多いので、その前準備として「美容室に行こう」という気持ちが働きます。

 そのため、美容室には「お客様が集中する時期」と、逆に「ぽっかり空いてしまう時期」があります。つまり「繁忙期」と「閑散期」です。

賢い美容室の通い方とは?

 賢く美容室に通う方法、それは「閑散期」を利用することです。閑散期は、人気の美容師さんでも比較的予約が取りやすく、美容師側も時間の融通が利きやすいので、高いパフォーマンスを発揮しやすくなります。

 そのためスケジュールのタイミングを見ながら、閑散期を狙ってみると良いでしょう。この方法は、コロナ禍によって人との接触を控えたい方にも有効です。

 美容室の「繁忙期」は、ずばり12月、3月です。帰省、学校行事、季節のイベント等、久しぶりの人に会う機会が多くなる時期です。