野宮真貴さん、松本孝美さん、渡辺満里奈さんの「大人の女史会」。今回は、満里奈さんに合う「大人のメガネ」を作るため、眼鏡スタイリスト藤裕美さんのお店「tö(トォー)」を訪れました。

 藤さんのお店では、カウンセリングをした後、詳細な視力測定を行い、個人に合わせたフレームとレンズを選びます。

 5年ほど前から老眼鏡を使っている満里奈さんですが、最近の悩みは「夜になると目がかすんでしまう」こと。藤さんに相談しながら、3人それぞれに合うおすすめのメガネを選んでいただき、「大人女史世代のメガネスタイル」について伺いました。

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簡易老眼鏡に手を出しがちだけど……

渡辺 老眼鏡を初めて買ったのはいくつの頃でした?

松本 50前ぐらいかな。

野宮 私は47ぐらい。

左から野宮真貴さん、渡辺満里奈さん、藤裕美さん、松本孝美さん

渡辺 私も45を過ぎてから手元が見えづらくなって。視力測定して作りました?

野宮 いえ、もう、1.0、2.0、みたいな既製品。

松本 私も。そういうのをいっぱい持ってて使い分けてる。本を読むときは2.0、裁縫用は2.5とか。

渡辺 私の初メガネは野宮さんがプロデュースしたJINSのリーディンググラス。1.5ぐらいのものを使ってて。でも最近、夜、車を運転していると見えづらいんです。目がかすんでくるようになっちゃって、運転用のメガネも必要だなって。

 ただ、既製品ではないメガネって、どうすればいいのかよくわからない。ずっと目が良かったからメガネ屋さんに足を踏み入れたことがなくて。

野宮 そうそう。私も目がいい。ずっと2.0だった。

渡辺 私も2.0!

松本 私は1.5。

野宮 やだ、女史会メンバー、みんな目がいい(笑)。

全文は『週刊文春WOMAN vol.13(2022年 春号)』に掲載。

 でもみなさま、正直、視力が良かった人の方が結構、大変なんです。

渡辺 老眼が、ですか?

 はい。若い頃「目がいい」方は、近視の方よりも自分の目の変化に気がつきにくいんです。

 老眼症状が現れても「遠くが見えるから大丈夫。ただ近くが見えないだけ」と簡易老眼鏡に手を出しがちですが、詳細な視力測定をすると左右差があったり、遠視、乱視などがあり、遠くも近くもよく見えてないことが発覚することも多いです。老眼って、30代後半から現れ始めるって知ってましたか?

一同 え~!