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25歳の女性にナイフを突きつけ…

「樋田は5月24日午前、大阪市内のマンションに侵入。1階エレベーターホールで25歳の女性の首にナイフを突きつけ、『声を出したら殺す』と脅迫。部屋に押し入り、全裸にさせた上で自慰を強要し、胸を鷲掴みにして手袋をはめた指で陰部をいじるなどの行為を行ったのです。さらに、その約24時間後には別のマンションに侵入。通路で24歳の女性の首にナイフを突きつけ、左手で胸を揉みながら『ドアを開けろ。警察に連絡したら殺すぞ』と脅して、わいせつ行為に及びました」(前出・社会部記者)

富田林の捜査員

「盗品にも指紋は残されていない。羽曳野市でひったくった鞄は大阪市西淀川区の河川敷で見つかり、鞄の中にあった携帯電話は富田林市に止められていた軽トラックの荷台に投げ込まれていた。位置情報が分かる携帯電話を捨てて捜査を攪乱させる意図が透けて見える。犯歴も多く、警察の捜査手法も熟知しているため、捜査側も後手後手に回っている」(捜査関係者)

 ゲスすぎる男の逃走劇は、警察の大失態とともに、犯罪史に刻まれるだろう。