文春オンライン

2022/04/03

――最初はちょっと腹筋が割れてたらいいな、ぐらいの気持ちだったんですね。 

才木 そうだったんですよ。今でこそフィットネスブームですけど、当時は全然女の子は鍛えてなかった。ほんと6、7年前。だから余計にピックアップしてもらえた。ラッキーでしたよね。 

承認欲求とサービス精神で、もっと大きくしようと

――ご自身のどういうところが筋トレと合っていたと思いますか。 

才木 私、努力するのが好きなんですよ。勉強もそうなんですけど、やったらやっただけ結果につながるというのが筋トレなので。

 

 それに、私は体質的にも発達しやすい方だった。「効かせかたがうまいね」ってトレーナーさんに褒められることが多かったんです。たぶん体の使い方も上手で、向いてたんだと思います。

――当初の目標だった「ちょっと腹筋割れてれば……」を達成した後さらに加速していったのは? 

才木 やっぱり褒められたり、驚かれたりというのが嬉しかったんですよね。あっこれってすごいことなんだ、こんな褒めてもらえるんだ、みたいに。一種の成功体験ですよね。 

 好きでやってたことだったけど、周りに褒められて気づいた。だったらもっとみんなの期待に応えたい、もっと大きくしようと。承認欲求と、サービス精神、両方が当てはまったかな。 

 

――以前なかやまきんに君さんのインタビューでも、同じことをお話しになっていました。みんなが驚いてくれて、さらに筋トレにのめり込んだと。 

才木 私の場合、それもある種ラッキーだったというか、もし周りが「気持ち悪い」とか「そんなのやめた方がいいよ」とか言う人達ばっかりだったら、自分の気持ちも筋トレにネガティブな方向に行ってたかもしれない。ネットにはそういう意見もたくさんありましたが。 

――筋肉に対してネガティブな意見が? 

才木 それこそ事務所にクレームの電話まで来てました。今までアイドル活動で、かわいい女の子だったのに、筋肉は事務所がやらせてるんじゃないかみたいな。 

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