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「太ももがコンプレックス。でも鍛えたら『太い』が褒め言葉になった」元筋肉アイドル・才木玲佳(29)が語る、筋トレでひっくり返った“価値観”

「筋肉卒業」インタビュー #1

2022/04/03
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――困ってしまいますね。 

才木 それこそ、今回は逆に筋肉をやめることで離れていくファンもいると思う。でも、筋肉すごいって褒めてもらえるのは嬉しいんですけど、「筋肉すごいね」って言われるより、その筋肉をつけるまでにこれだけの努力をしたことだよねっていうその裏側、本質の部分を見てくれることが、私は嬉しいんです。 

 

  筋トレを始めたことで、メンタルが大きく変わった

――お話を伺っていると、とってもポジティブだと感じるのですが、才木さんのポジティブさや明るさは、小さい時から? 

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才木 今の自分に近い明るさは、筋トレしてからなんですよ。筋トレしたことでメンタルもすごく変わりました。自分に自信がついて明るくなった。 

――自信がメンタルを変えた。 

才木 そうですね。小さい頃はすごく人目を気にする方でしたから。小学生の時にクラスで多数決があると、自分はこっちだと思うんだけど、みんながそっちに挙げてるから、私もそっちにしようみたいな。人と違うことがちょっと怖いタイプだったんですよね。その時の自分が今の自分を見たらすごくびっくりすると思う。 

 

――体型に関してネガティブな気持ちになることは? 

才木 めちゃありました。それこそ、女の子って太ももの隙間があるかどうかを気にするじゃないですか。私、隙間が全然無かったんですよ。脚太いし、二の腕も太いからなるべく出したくないなと思っていたんですね。

 でも筋肉を鍛えて、「太い」が褒め言葉になったことで、コンプレックスがチャームポイントになったというのも大きかったです。 

――急に価値観がひっくり返った。 

才木 そうです、そうです。 

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