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「モンスターボックス22段を跳べたのは池谷さんが…」ケイン・コスギ(47)が語る『スポーツマンNo.1決定戦』の“舞台裏”

ケイン・コスギさんインタビュー #2

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ケイン でも別に仲が悪かったとかいうのはないですよ。大会の本番以外では普通にお話ししていましたし。池谷さんとは最近YouTubeや配信でコラボしていて、楽しくお話しさせていただいています。

――照英さんが「ケインさんと池谷さんが二大巨頭だった」とYouTubeでおっしゃっているのを見たことがあるのですが、ご自身の中では「『スポーツマンNo.1決定戦』を背負っている」みたいな意識はあったんですか?

ケイン そういう意識はありませんでした。毎回毎回、ただ単純に結果を出すことしか考えていなかったので。自分の中にはいつも「優勝」への想いしかなかったです。

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「清原さんや大畑さんと争うには、本当にパワーをつけないと」

――『スポーツマンNo.1決定戦』の中で、一番印象に残っていることは?

ケイン 2000年の『プロスポーツマン大会』で総合No.1になったことですね。その大会ではプロスポーツ選手たちと争ったんですけど、まさか自分が勝つとは思わなくて。スタッフの皆さんも「まさかケイン・コスギが勝つとは…」と驚いていました。

 でも自分としては、そこでいい結果を出したかったし、何より負けたくなかったんですよ。だから必死にトレーニングして、総合No.1が決まった時は「これまで頑張ってきてよかった」と思いましたね。それ以降、辛い時や頑張らなきゃいけない時は、2000年に優勝した時のことを思い出すようにしています。

 

――『プロスポーツマン大会』に向けて、トレーニング内容を変えたりしたんですか。

ケイン プロスポーツ選手と戦う時は、体重を増やさないといけないんですよ。『プロスポーツマン大会』はパワー系の種目が多かったので。例えば、清原(和博)さんや大畑(大介)さんと争うには、本当にパワーをつけないと。

 逆に芸能人大会はスピード系がメインなので、体重を絞らないといけない。だから大会によってトレーニングは全然違いましたね。

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