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〈カルディ、日清、サンヨウ〉家で食べられる「ビャンビャン麺」3種、ガチ中華マニアが食べ比べてみた

〈カルディ、日清、サンヨウ〉家で食べられる「ビャンビャン麺」3種、ガチ中華マニアが食べ比べてみた

2022/05/14
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1本ずつ茹でるのがポイント…「カルディ」の麺のお味は?

カルディ

カルディが発売した「ビャンビャン麺 麻辣味」(筆者提供)

 続いてはカルディで販売されているビャンビャン麺。2021年に「麻辣味」が販売されると瞬く間に人気となり完売続出、2022年に「花椒オイスター味」も販売開始された。(いずれも449円〈税込〉)。当商品が話題になったことも世間でビャンビャン麺の認知度があがった理由の一つと言えるだろう。

 こちらはインスタント乾麺タイプで、お湯で茹でてから付属のタレと混ぜ合わせて調理する。1袋2食入りで、2cmほどある幅広麺が13本入っている(1食あたり)。茹で時間はかなり長めの10~11分。麺を1本1本ゆっくりと鍋にいれていくのが麺同士がくっついてしまわないためのコツだ。

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カルディが発売した「ビャンビャン麺 麻辣味」(筆者提供)

 茹で上がった麺のお湯を切ったら素早く付属のタレと混ぜ合わせる。他の具材がないと少しみすぼらしい見た目になってしまうのでチンゲン菜や、醤油や塩コショウで炒めたひき肉などをのせるのがおすすめだ。

 パッケージには麻辣味とあるが、辛さは思ったよりもマイルドだったので、辛いのが苦手な人でも食べれるだろう。そしてタレからはゴマやオイスターの風味が感じられた。味付け的には胡麻風味の強い担々麺に近いだろうか。

 茹でた後さらに幅広になる麺はもちもち感とつるっとした食べごたえが特徴的。麺のもっちり度は3商品の中でもピカイチだ。乾麺は1人前100gだが、茹で上がった後は250gほどになるので1食で満腹感を得られる十分な量なのも嬉しい。辛い味が好みなら辣油や花椒粉を後追いで追加するとさらに美味しく味わえるだろう。

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