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母は結婚する前は、バリバリのキャリアウーマンでコスメティックやブティックで働いていたらしく、仕事大好き人間だったんですよ。母方の家系の女性もそれぞれキャリアウーマンだったんで、血筋なんだろうなって思います。
ただ外国人の父が、愛する人に外でなんて働かせたくない、家にいてほしいって考えで、母は“仕事をやめさせられたんだよね”ってボヤいてました。私からしてみれば、“いい男捕まえたな。お父さんかっこいいな”って感じですけどね(笑)。
画廊でたたき込まれた“仕事のしかた”
――小澤さんが次から次に新しいことに挑戦できるのは、ご家庭の環境も大きかったんですね。
小澤 だと思いますね。小さい頃から働くのが大好きでしたからね。16歳になる前には、家族の仕事を手伝ったりしてお小遣いもらってました。身内が画廊をやっていたんで、そこで領収書の整理とか、お茶くみとか、挨拶の仕方、敬語の使い方なんか全部叩き込まれました。おじさんがめちゃくちゃ厳しい人だったんです。
――お手伝いのレベルを完全に超えてますね(笑)。
小澤 やっぱり、仕事が大好きだったんですよね。仕事してお金を貯めて、夏休みに自分のしたいことをする、働く=自由って感じだったんですよ。だから、16になったら、速攻でバイトをはじめて、いろいろやりましたね。コンビニとかマックとか。で、その後キャバクラで働いて、AVに繋がっていきました。