1ページ目から読む
5/5ページ目
「その後、速攻でお父さんに連絡して…」
――なんと! 完全に雪解けの流れでしたけど。
小澤 もう、ポカーンですよ(笑)。その後、速攻でお父さんに連絡して“お母さん来ないって言ってるけど、来ないの?”って聞いたら、“そうみたい、僕一人で行くのもなぁ”ってなって結局流れちゃったんですよ。
その後も、数年して弟に子供が生まれたんで実家には帰ったんですよ。でも、私のしらない間に引っ越しちゃって、生まれ育った家じゃないので、全然落ち着かなくて、8時間くらいで帰っちゃいましたね。母ともそんな話しませんでしたし。
――8時間は結構長いと思いますよ(笑)。
小澤 まぁ、なんだかんだ今の私の幸せがあるのは、両親のおかげですからね。英語がしゃべれたおかげで、AV時代も仕事をたくさんもらえたし、こうやって仕事大好き人間で楽しく働いているのも、血筋なんだろうし、小さい頃から仕事の手伝いをさせられていたからなんじゃないかって思います。
そのおかげで、フィリピンでのお店もうまく軌道に乗せることができて、“小澤ちゃん”“マリアちゃん”って私に会いに来てくれるお客さんがいるんですよね。だから、いまはちょっと難しいかもしれないですけど、いつか親孝行できればなとは思っています。まぁフィリピンには絶対に呼ばないですけど(笑)。
写真=文藝春秋/佐藤亘
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。