文春オンライン

アナウンサーからグラビアに出て…塩地美澄(39)のこぼした“男性からの目線”

塩地美澄さんインタビュー#2

2022/06/04
note

塩地 直接「ここがダメ」と言われることはないんですけど、なかなかOKが出ないと「自分はできていないんだ」と感じます。

写真=釜谷洋史/文藝春秋

グラビアをやって「男性から“軽く見られる”」感覚が…

――グラビアの活動を始めて、アナウンサーの世界との違いに不思議な感覚になることはありましたか?

塩地 最初の頃は「迷い」もありましたが、今は「塩地美澄」に100%納得できるようになりました。グラビアを始めた時は、それまで応援してくれた方たちに戸惑いを与えてしまったかもしれないけど、7年かけて「正解」に変えることができたんじゃないかと思ってます。

ADVERTISEMENT

――男性からの目線はどう感じましたか?

塩地 そこは耳を塞いできたんですけど、やっぱりグラビアをやっていると軽く見られてしまう。自分が何か言われたわけじゃなく、一般的にそうなんです。

――SNSで卑猥な言葉を投げかけられるグラビアアイドルの方もいます。

塩地 私はそこまで言われたことはないんですけど、「アナウンサーなのにグラビアなんかやるんじゃない」と書かれることはあって。最初は困惑していたけど、アナウンサー時代、街で声をかけられることを人気のバロメーターにしていたように、いまは「アンチコメントを書き込まれるほど認知されたんだな」と受け止めるようにしてます。むしろ最近はアンチコメントが少ないので、もっと知られなきゃいけないと思っています。