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「ドーン!」「ピャァーッ!」鹿との衝突事故で車が全損…それでも補償額は0円!? 自動車保険の“悲惨なリアル”〈都道府県別保険加入率ランキング掲載〉

2022/06/11

genre : ライフ, 社会

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【ランキング】自動車保険・共済普及率「都道府県別ランキング」ワースト1 位ベスト1位の都道府県は…?

 最後に、自動車保険・共済普及率「都道府県別ランキング」の都道府県をご紹介。

 

 まずは、普及率の高い都道府県から。「1位 富山県 92.6%」「2位 香川県 91.9%」「2位 島根県 91.9%」「4位 石川県 91.6%」「5位 愛知県 91.4%」「5位 福井県 91.4%」「7位 新潟県 91.3%」という結果。

 

 続けて見ていくと、「8位 愛媛県 91.0%」「9位 徳島県 90.9%」「9位 岐阜県 90.9%」「11位 山口県 90.6%」「11位 山形県 90.6%」「13位 広島県 90.5%」「14位 佐賀県 90.2%」「15位 宮城県 90.1%」「16位 滋賀県 89.9 %」「16位 青森県 89.9%」と、ここまでほとんどのドライバーが自動車保険・共済に加入していることがわかる。

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 中間層にあたるのが以下の府県だ。「18位 岡山県 89.8%」「19位 鳥取県 89.6%」「20位 和歌山県 89.5%」「21位 三重県 89.4%」「21位 秋田県 89.4%」「23位 奈良県 89.3%」「23位 京都府 89.3%」「25位 群馬県 89.1%」「26位 兵庫県 89.0%」「26位 長野県 89.0%」と続く。

 

 28位以下、つまり自動車保険・共済普及率の低い府県は以下のように続く。「28位 静岡県 88.8%」「28位 岩手県 88.8%」「30位 熊本県 88.5%」「31位 栃木県 88.3%」「32位 福島県 88.2%」「33位 埼玉県 88.1%」「34位 大阪府 88.0%」「35位 長崎県 87.7%」「36位 高知県 87.6%」「37位 福岡県 87.3%」。埼玉県や大阪府、福岡県など、交通量の多い府県だからといって普及率が高いわけではないことが窺える。

 

 そして、ワースト10の自動車保険・共済普及率だった都道県がこちら。「38位 神奈川県 86.9%」「39位 大分県 86.1%」「39位 北海道 86.1%」「41位 千葉県 85.7%」「42位 東京都 85.2%」「43位 宮崎県 84.7%」「44位 山梨県 84.6%」「44位 茨城県 84.6%」「46位 鹿児島県 82.8%」「47位 沖縄県 79.0%」となっている。1位の富山県と47位の沖縄県の間にある差は13.6%だった。

 一生のうち、ひとりのドライバーが人身事故を起こす確率は2割程度と言われている。事故の被害者となるケースや、単独事故のケースまで含めれば、さらに割合は跳ね上がるだろう。誰しも事故を起こす可能性とは無縁でないだけに、万が一への備えを準備しておくことは、ドライバー自身の安心にもつながるのではないだろうか。

「ドーン!」「ピャァーッ!」鹿との衝突事故で車が全損…それでも補償額は0円!? 自動車保険の“悲惨なリアル”〈都道府県別保険加入率ランキング掲載〉

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