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プロでも難しい「キャッチャーの評価」をどう決める?

――各能力についてもゲーム内で説明がありますが、「キャッチャー」の能力の説明は、「投手の能力を引き出す」とあります。どんなところで評価し、ゲーム内でどんな効果があるのでしょうか。

 能力詳細画面では「キャッチャーD」と表示されている能力ですね。もう少し詳しく言うと、キャッチャーのリード能力、を表しています。これは、投手のコントロールをより引き出したり、投球のスタミナ消費を抑えるようにリードできる、という能力です。投手が不調時にもなるべく本来の球速を引き出したり、といった効果もあります。

 もともと、キャッチャーのリードは非常に査定が難しい項目です。「コレ」といった正解のないものですし、「リードが良い」と言われていた捕手が、翌シーズンになると「リードが悪い」と言われることもしばしばあり、投手の成績や見る人の主観によるものも大きいと思います。

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 ひるがえって、松川選手は発売時点の能力では「キャッチャーF」になっていました。ところが、いくら正捕手の田村龍弘選手が怪我をしたとはいえ、高卒ルーキーながら開幕からスタメン捕手として出場。佐々木選手の完全試合達成を始め、リリーフ陣も含め9回まで組み立てられるリード面や、投手のワンバウンドもしっかり後ろにそらさずに止めるキャッチング技術など、予想をはるかに超えた活躍を続けました。

 結果、それが今回のアップデートでの「キャッチャーD」に繋がっています。「D」という評価は、1軍でそれなりの試合数で試合を壊さずにリードが出来る結果を出した選手につける、「1軍レベル」の能力です。