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「入居初日に意識を失う」「留守電にゴボゴボと…」事故物件に住み続ける男が味わった“不気味すぎる現象”

「入居初日に意識を失う」「留守電にゴボゴボと…」事故物件に住み続ける男が味わった“不気味すぎる現象”

僕が住んできた事故物件 #1

2022/07/16

genre : エンタメ, 社会,

note

4軒目:千葉(自殺?)

築30年、2階建アパート
1K 6帖
家賃2万7000円(元々は3万5000円前後)

4軒目の物件

 若い女性が薬の過剰摂取により死亡した部屋。

【実際に起きた現象】
・入居初日、部屋に入ってすぐ意識を失う
・向かいの一軒家の防犯センサーが誰もいない時間でも鳴る

 向かいの家の防犯センサーは、こちらがアパートの前に立つだけで鳴るので、もはやセンサーを仕掛けている住人に恐怖を感じた。前住人も鳴り止まないセンサーの音に悩まされ、薬に頼ることになってしまったのではないか、とも考えられる。

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5軒目:大阪(自殺)

築25年、3階建マンション
3DK 4.5帖6帖6帖
家賃3万円(元々は7万円前後)

5軒目の物件

 60代男性が仏壇で首吊りした部屋。その後3年間は入居募集せずに放置されていた。リフォームなし。

【実際に起きた現象】
・寝ても疲れがとれない
・無意識にえずく

 3年間放置された部屋だったため、おそらくホコリやカビがすごかったのだろう。疲れがとれないのとえずきは、そういったハウスダストが原因だったところもあるだろう。