「『40代にもなって何をしているんだ』と言われるけど…」41歳の“整形アイドル”が世間の声に思うこと

年齢公表を決断したきっかけ

——年齢公表に至ったきっかけはあったのでしょうか。

MiRichan　正直、親しい友人や家族しか私の本当の年齢を知らないという生活に、窮屈さや後ろめたさを感じていたんです。そんなときに、整形に関する発信がきっかけで『整形は正義！』（KKベストセラーズ）という書籍を出版するお話をいただいたので、そのタイミングで年齢を公表しようと自分の中で覚悟を決めました。

——年齢の公表に不安やためらいは？

MiRichan　もちろんありました。これまで秘密にしていたことで批判も受けるだろうし、私から離れていく人もいるだろうなって。私が「ありのままの自分」を偽ってきたのだから仕方のないことだけど、正直すごく怖かったですね。

　でも全部さらけ出すことで、自分が人としてもう一歩成長できると思ったし、外見や年齢のことで悩んでいる人に希望を与えられたらという一心で踏み切りました。

——実際の反響はいかがでしたか。

MiRichan　案外年齢を受け入れてくれる人が多くて、ほっとしましたね。もちろん年齢を知って離れていく人もいましたが、それは本当に少数でした。思っていた以上に好意的な反応を見て、ようやく自分自身の年齢を受け入れることができた気がします。

　そしてそれまでは年齢がコンプレックスだったけど、今は「41歳という年齢が私のチャームポイント」だと胸を張って言えますね。そう言えるようになったのも、優しく受け入れてくれた皆さんのおかげだと感謝しています。

——年齢に対して心無い言葉を投げかけてくる人はいませんでした？

MiRichan　応援してくださる方がほとんどですが、アンチコメントをしてくる方も一部ではいますね。私が無邪気に遊んで楽しんでいる写真をSNSに投稿するだけで、「41歳にもなって何をしているんだ」「年相応の振る舞いをしろ」と言われることもあります。