消えたい…恥ずかしい…だった心境にも変化が生まれた
――写真集は、ご自身で何度も見返したりしますか?
中川:今までは、自分が出ているものとか恥ずかしくて見られないでいたんです。でも、写真集は嬉しいから何度も見てます。元々、「自分に自信がない」みたいなことをずっとツイートしてたんですよ。今回の写真集も「恥ずかしいけど見てほしい」ってツイートして。
そしたら、女の子のファンが「しょうこちゃん。いつも恥ずかしいとか、自分に自信がないとか、そういうことばっかり言うけど。『頑張ったから見て!』でいいんだよ。それに私たちはついていくんだよ」って言ってくれて、「えーっ! ありがとう!!」って思って。同世代の女性の言葉と支援がすごく大きいですね。
――励みになりますね。水着の種類も変わりましたか?
中川:あと、写真集で着たステラ マッカートニーのかわいいピンクのフリンジがついた水着のデザインがすごく良くって。これ着れたらいいな、嬉しいな、頑張ろうって思って着た、お気に入りの水着があるんです。スタイリストさんが後でくださったんですが、大事にとってあります。
――その後もご活躍が続きますが、写真集を出したことによって、気持ちの変化のようなものはありましたか?
中川:前は、「消えたい恥ずかしい」だけだったんです。でも今は「せっかくだしやってみよう」や「今が一番若いんだしやっていみよう」という考えに切り替わりました。
自分で自分に呪いをかけるのではなくて、ちゃんと生きた証を残そうって思いますね。
そのためには、ダイエットとか美容は一生頑張り続けなきゃいけないっていう気はしているし。あと、私が大好きなモデルさんとか、色んな女性のスタイルブックや可愛い女性の画像を見るのが大好きなんです。憧れの人のマネするのが好きなので。私もなにか女性にモチベーションにしてもらえるようなことができたらいいなと思っています。
撮影 釜谷洋史/文藝春秋
スタイリング 渡邊アズ
ヘアメイク 灯
衣装協力 Adonisis(お問い合わせ先 06-6532-2441)
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