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収録タイトル60本を完全レビューしたからわかる!メガドライブミニ2の「スルーできない“セガ”なゲーム」3選

全身でセガを感じる!?メガドライブミニ2 #2

2022/10/29

genre : ライフ, 娯楽, 社会

 10月27日に発売になった「メガドライブミニ2」。1980年代から1990年代にかけてセガが開発した伝説の家庭用ゲーム機「メガドライブ」の復刻版で、かつての作品から当時発売されなかった幻の作品まで、全60タイトルが収録されている。

 その収録全作完全レビューを行った専門誌『CONTINUE』の林和弘編集長に、自身が独断と偏見で選ぶ「見逃せない“セガ”なゲーム」を聞いた。

ゲームセンターのアーケードゲームで一世を風靡したセガ。そんなセガの「集大成」ともいえるゲーム機が「メガドライブミニ2」だという林編集長が、思わず挙げた“セガ”なゲームとは ©iStock.com

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1、シューティングの最高峰『サンダーフォースⅣ』

――林さんの目から見て、是非これはやって欲しいという収録ゲームをあげるとすれば、何になりますか?

林和弘(以下、林) そうですね、いろいろありますが、ジャンル別にあげていくと……。ゲームの花形ジャンルって個人的にはシューティングだと思うんですけど、それで言うとメガドライブミニ2の『サンダーフォースⅣ』は是非とも遊んでほしいですね。

 メガドラはアーケードの流れを汲んだハードでしたから、シューティングゲームもたくさん発売されたんですけど、1992年にテクノソフトが発売した『サンダーフォースⅣ』は、その最高峰だと思います。

花形であるシューティングゲーム『サンダーフォース』(SEGA公式HPより)

――『サンダーフォース』シリーズは『Ⅲ』が1990年にメガドラで発売されてますね。

 もともとパソコン用ゲームで『Ⅰ』は『ゼビウス』みたいな見下ろし型シューティングだったんですよ。メガドラで発売された『Ⅲ』のヒットを受けて、『Ⅳ』もメガドラ、『Ⅴ』がセガサターンで発売。この『Ⅳ』は『Ⅲ』の2倍に匹敵するデータ容量を使って、CG、BGMともにメガドラの限界に挑戦してます。

――ここでもキーワードは「限界に挑戦」なんですね。

 1991年7月には『ソニック(・ザ・ヘッジホッグ)』が発売されているように、その頃になるとメガドラが本来持っていた高いスペックに加えて、機能拡張アイテムとしてCD-ROMも本体で読み込めるメガCDも登場しましたから、画像の回転・拡大・縮小もできるようになるなど、初期の技術不足は解消されていったんです。