首のタトゥー、通常の除去費用は…
――首にあった“鯉タトゥー”のサイズだと、除去費用はどれくらいに。
後藤 いま通っているクリニックだと、300万円以上はかかります。彫った時の料金は、2万円だったんですけどね。
――朝倉さんからタトゥー除去を提案された経緯というのは?
後藤 ちょうど朝倉さんのYouTubeチャンネルのカメラマンをしている方がタトゥーを消したかったそうで、無償でやってくれるクリニックを探していたら見つかったそうなんです。それで僕が消したがっているのを誰かから聞いたらしく「一緒にどうですか?」と。
朝倉さんとの試合が終わって、1週間か2週間後に施術を始めましたね。首と合わせて指も消しました。
――タトゥーの除去は、どれくらいの期間、かかるものなのですか。
後藤 2ヶ月に1回レーザーを照射して、それを7回。彫るよりも消すほうがはるかに痛いですね。刺青を入れる時は麻酔しなくても耐えられる痛さですけど、消すのは麻酔しないと耐えられない。首は局部麻酔を使えないので、表面麻酔を塗って、30分置いてから笑気ガスを使うんです。それでも痛いし、肌が焼ける匂いもしますし。
――トレードマークになっていた部分もあったわけですから、除去後の周囲の反応はさまざまなものがあったのではないかと。
後藤 身近にいる人たちはそもそも「べつに消さなくてもいいでしょ」と思っていたようで、「ああ、消しちゃったんだ」みたいな感じで。でも、ファンの方たちには「消してよかったですね」と言ってもらえることが多いですね。
僕自身としても、どこかで首のタトゥーを気に入ってたんだろうなって。だから、消す踏ん切りがつけられないところがあったんじゃないかって。でも、いまとなってしまえば柄も事細かく思い出せませんし、いま不妊治療とかもしているので、子供のことも考えると結果的に消してよかったです。
――朝倉さんは、千鶴さんにも乾燥機付き洗濯機のサプライズ・プレゼントを贈ってくれたそうですね。
後藤 僕のYouTubeチャンネルで、朝倉さんとコラボしていただいたんです。眼窩底骨折を気にしてくれていたようで「奥さんも心配してたんじゃないですか。なにかサプライズでプレゼントしてあげればいいじゃないですか」とおっしゃってくれて。