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ハコスカ、ケンメリ、ブルーバード…だけじゃない! 日産の黄金期を彩った旧車を日本自動車博物館スタッフがランキング化してみた

ハコスカ、ケンメリ、ブルーバード…だけじゃない! 日産の黄金期を彩った旧車を日本自動車博物館スタッフがランキング化してみた

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長きにわたってファンに愛され続ける日産車といえば……

 第1位:日産 スカイライン

 日産といえばやはりスカイラインが一番人気です。ただ、どの車種が一番注目を集めているか……となると、判断がとても難しいですね。これぞスカイラインというと、ハコスカになるとは思うのですが、長きにわたって販売され続けているモデルなので、年齢によって思い入れのある車種が変わってくるんですよ。

 スカイラインの名を上げたという意味では3代目スカイライン、通称「ハコスカ」になるでしょうか。展示してあるのは4ドア2000GTですが、名機S20(直列6気筒DOHC)を積んだGT-Rは別格の人気です。

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 ただ、世間的にスカイライン人気を決定づけたといえるのが、当時CMも大人気となった4代目スカイライン「ケンとメリーのスカイライン」、通称「ケンメリ」でしょう。

 

 当館で展示している4代目スカイライン(GC110型)は4ドアセダンで通称「ヨンメリ」と呼ばれているモデルで、2ドアモデルと比べると人気がないものではあるのですが(笑)

 

 各年代の車にそれぞれ別の愛称がついているのはスカイラインだけですよね。ハコスカ、ケンメリ、ジャパン、鉄仮面……。そうした事実こそが、ユーザーから愛された車だという一番の証拠なのではないでしょうか。

写真=深野未季/文藝春秋

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