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【渡辺徹さん追悼】「郁恵に心配をかけてしまった。申し訳ない」倒れた徹さん(享年61)が真っ先に“最愛の妻”を心配したワケ《関係者が語る深い夫婦愛》

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 俳優の渡辺徹さん(61)が11月28日に敗血症のため死去したことを、所属先の文学座が公式サイトで発表した。

 20日に発熱、腹痛等の症状が出たため都内の病院を受診したところ、細菌性胃腸炎の診断を受け直ちに入院、その後に敗血症を発症したのだという。

今年10月まで精力的に活動、舞台でゲイバーママ役も

 芸能界から悼む言葉が寄せられる中、突然の訃報に驚きを隠せないのは、渡辺さんの自宅近くに店を構える懐石料理店の店主だ。

「このあたりで徹さん一家を悪く言う人は聞いたことがありません。私にとっても理想のご夫婦であり、ご家族でした。徹さんは舞台をやるときは必ず声をかけてくれて、私も都合がつく時には絶対に行っていました。還暦の舞台や、今年10月の舞台も観に行きましたが、立派に務められていたので、訃報を聞いて本当にびっくりしました。残念でなりません」

渡辺徹。最近は“激ヤセ”が話題になっていた(本人のInstagramより)

 渡辺さんは文学座附属演劇研究所を卒業後、1981年に『太陽にほえろ!』でデビューし、数々のドラマ、舞台、バラエティに出演。今年10月には舞台『今度は愛妻家』でゲイバーのママ役を演じるなど、精力的に活動していた。

“推し婚”だった榊原郁恵さんとの結婚

 妻は歌手で女優の榊原郁恵(63)で、2人の息子のうち長男の裕太もタレント、俳優として活動する芸能一家だ。特に郁恵との“おしどり夫婦”ぶりは芸能界でも有名だ。

渡辺徹さん(左)と榊原郁恵。歳を重ねてからは夫婦で仕事することもあった

「渡辺さんは高校時代から郁恵さんの大ファンだった。部屋にはポスターが貼ってあって、初めて買ったレコードは郁恵さんの『ラブリー・ポップ』。郁恵さんが司会を務める『ザ・トップテン』で初対面したそうですが、挨拶した時の郁恵さんの“塩対応”にがっかりしたとか(笑)。2年後、ドラマで共演した際に距離を縮め、結婚に至った。今でいう“推し婚”だったんですね」(芸能関係者)

夫婦で息子・渡辺裕太が出演する落語会を鑑賞(本人のInstagramより)

 2020年の『婦人公論』の対談で、「つきあっているときからケンカや言い合いはよくしていたし。30年以上、ピンチな状態が安定して続いているというか」と郁恵さんとの関係を語っていた渡辺さん。しかし、渡辺さんのブログやSNSには郁恵さんとの他愛ない会話や日常が綴られており、仲の良さが窺われる。近隣住民も、「最近も仲睦まじい様子で散歩するお二人の姿を見かけました。いつも笑顔でご挨拶をしてくれる素敵なご夫婦でした」と話す。