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その4:Fire TV Stickの利用環境をリアルタイム表示する

 Fire TV Stickには「オーディオ/ビデオの診断」など、現在のステータスを表示するメニューがいくつか用意されていますが、設定画面のさまざまな場所に分散していることに加えて、動画再生中に表示できないため、使い勝手はいまいちです。

 前述の「開発者ツールメニュー」の中にある「System X-Ray」を使えば、ディスプレイの解像度、リフレッシュレート、メモリ容量および使用量、接続先のネットワーク名、通信速度などの情報を、画面に常時表示させておけます。

 これならば、操作のたびにこれらの値がどのように変化するのか、リアルタイムでチェックできますので、うまく動作しない場合も原因追求が容易になります。

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前述の「開発者ツールメニュー」の中にある「System X-Ray」をオンにすると、各種ステータスを画面上にオーバーレイ表示できるようになります

その5:スピーカーのないPC用ディスプレイでFire TV Stickを使う

 不要になったPC用ディスプレイにFire TV Stickを組み合わせて動画専用の端末にしようと試みたものの、スピーカーを搭載していないことに気づいて、あきらめてしまった人はいるのではないでしょうか。

 Fire TV Stickは、Bluetoothでの音声出力に対応していますので、外付けのBluetoothスピーカーやヘッドホンに音声を直接飛ばすことで、音声出力機能のないPC用ディスプレイでも問題なくFire TV Stickを利用できます。

 最近普及しつつあるモバイルディスプレイにはスピーカーのない製品が多くありますが、これらと組み合わせて、動画配信サービスを楽しむのにぴったりです。

テレビやディスプレイのスピーカーが使えない場合でも、Bluetoothで外部スピーカーやヘッドホンに出力できます