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その8:Fire TV Stickを有線接続すれば4Kでもサクサク再生

 Fire TV StickはWi-Fiを経由してインターネットに接続しますが、Wi-Fiルータとの間に壁が何枚もある場合など、環境によっては速度が出ないことがあります。また2.4GHz帯しか使えない場合は、電子レンジなどの外部機器の干渉によって、スムーズな再生に支障をきたすこともしばしばです。

 こうした場合には、Amazonやサードパーティーが販売しているイーサネットアダプタを使い、有線でルータにつなぐのがおすすめです。Wi-Fiならではの帯域の混雑から解放されますので、スポーツ中継のクライマックスで読み込みが止まる悲劇も解消されるでしょう。4K動画がスムーズに再生できない場合にもおすすめです。

Fire TV Stickを有線LANに接続できるイーサネットアダプタはAmazon純正のほか、サードパーティーから発売されています。写真は純正品の「Amazon イーサネットアダプタ」(写真はAmazonのサイトより

その9:Fire TV Stickへの給電をテレビ本体から行って配線スッキリ

 Fire TV StickはUSB給電で駆動しますが、テレビの背面から伸びるケーブルを煩わしく感じる人もいるはず。「Mission cables」を使えば、テレビにあらかじめ備わっているUSBポートから電源を供給でき、配線をスッキリさせられます。

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 本製品はバッテリーを内蔵し、未使用時に本体に蓄電する仕組みを採用していますので、一般的なUSBケーブルでつないで動作しなかった場合でも、本製品ならば成功する確率は高めです。ただしテレビ背面のUSBポートが電源供給に対応していることが大前提ですので、購入前にあらかじめリンク先のページで確認しておきましょう。

Fire TV StickのUSBポートとテレビのUSBポートを接続する「Mission cables」を使えば配線もスッキリ。ただしテレビとの相性は若干ありますので要注意(写真はAmazonのサイトより

その10:高機能リモコンに買い替えて操作性をさらにアップ

 Fire TV Stickにはオプションとして、標準添付のリモコンよりも高機能なリモコンが用意されています。これらは設定画面にダイレクトにアクセスできるボタンのほか、特定のアプリを登録して一発で呼び出せるボタンも搭載していますので、ヘビーユーザにはおすすめです。ボタンにバックライトが付属しているのもなにかと便利です。

「Alexa対応音声認識リモコン Pro」。現行モデルに付属しているリモコンよりも多くのボタンを搭載し、さらにバックライトも付属するなど高性能です。2017年以降のほとんどのモデルに対応します(写真はAmazonのサイトより