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「この作品に本気だった」東出昌大(34)“主演復帰映画”で脚本をめぐる泥沼訴訟トラブル《知らぬ間にシーンの追加と脚本改変、脚本料は10万円…》

「悪魔的な、本人にとっては純真無垢な愛に翻弄された時、人は変わってしまうのかも知れない」

 12月9日に公開された映画『天上の花』の記者会見を前に、主演の東出昌大(34)はそうコメントを寄せた。

 萩原朔太郎の娘である萩原葉子の同名小説『天上の花―三好達治抄―』を原作に、詩人・三好達治と朔太郎の妹・慶子の道ならぬ恋とその破綻を描いた本作品。

『天上の花』で愛憎劇を演じた東出と入山法子 ©AFLO

 2020年に女優の杏(36)との間に幼い子供が3人いながら若手女優の唐田えりか(25)との不倫が報じられ、激しいバッシングを受けた東出。この騒動後、2021年10月に地方ロケの宿泊先へ女性を呼び寄せていたことが発覚。2022年2月、事務所が匙を投げる形で専属契約を解消され、フリーとして活動していた。

「事務所を退所した後は山にこもって猟師生活をしていると報じられた東出さんですが、俳優業の方も順調で、23年1月公開の映画『とべない風船』でも主演を務めます。不倫相手と報じられた唐田さんも11月に主演映画『の方へ、流れる』が公開したばかり。お二人とも約2年の禊期間を経てようやく本格復帰といったところでしょうか」(芸能記者)

東出2年ぶりの主演作に脚本を巡るトラブル

 東出にとって、約2年ぶりの主演作となる『天上の花』。しかしそんな待望の“本格復帰”の裏で、脚本を巡って訴訟トラブルが起きているのだという。

「『天上の花』の脚本には五藤さや香氏と『Wの悲劇』などの作品で知られる荒井晴彦氏の名前がクレジットされています。五藤氏は荒井氏の弟子なのですが、今回の脚本のメインライターであるという理由で荒井氏よりも前に名前がクレジットされている。

 しかし、撮影中から映画公開に至るまで、荒井氏が撮影現場に現れることがあっても、五藤氏が姿を見せることは一度もなかった。その理由は、脚本の改変を巡って撮影前にトラブルがあったからだと聞いています」(映画関係者)

東出昌大 ©時事通信

 

 一体何が起こったのか。事の発端は2015年に遡る。

「当時、五藤氏は荒井氏の弟子として勉強会に出入りしていました。その時に荒井氏からこの原作で脚本を書いたらと勧められたのが『天上の花―三好達治抄―』だったそうです。荒井氏の指導の元、2年の月日を経てようやく脚本は完成。すぐに映画化に向けて動いたそうですが、この時は実現しなかった。

 ようやく話がまとまったのは、2021年8月。監督を『TAP 完全なる飼育』などの作品で知られる片嶋一貴氏が、プロデューサーを元文科省の寺脇研氏と太秦の小林三四郎氏が務めることになった」(同前)