杉原杏璃が考える資産を増やすための“投資のキホン”とは?
この本のテーマは「お金に働いてもらう」と「ほったらかし投資」です。短期で利益を上げるよりも、中期から長期に投資して、のちの資産を増やすのがテーマです。
先程書いた5%~15%の利益が出たら売るというのはタイミングによっては短期であったり、中期であったり尺度の感じ方は人それぞれです。でも、私が皆さんに繰り返しお伝えしたい投資の基本は「大きく儲けるのではなく、大きく損をしないこと」です。
私のグラビアアイドルという仕事は毎月給与があり、ボーナスがあるという仕事ではありません。漠然とした将来への不安から、23歳から株式投資を始めましたと書きました。
これを読んでいる皆さんは、サラリーマンであったり、派遣社員であったり、しばらくは固定給とボーナスが見込まれる方が中心で、その他にはパートや個人事業主やフリーランスの方もいらっしゃると思います。
そのような皆さんにはもう一つ投資の基本として「コツコツと積み上げて長く儲けること」をお伝えしたいです。
撮影=鈴木七絵/文藝春秋
グラビアを卒業後、タレントとして活動しながら、2005年からやっている株式投資経験を綴った投資本を出版するとロングセラーに。3冊目の『マンガでよくわかる株1年生』(かんき出版)もアマゾンランキング証券・金融部門で第1位を獲得、最近では2022年11月に新著『お金に働いてもらう!ほったらかし投資』(ポプラ社)を出版し、資産運用が学べる自身のオンラインサロン「~Polish~」をスタート!各地の投資セミナーや講演などにも出演。
また、2015年に立ち上げたソフト補正下着のブランドが大手通販専門チャンネルで7年にわたりヒット商品に。更に多くの方に喜んで頂ける商品を!と商品開発にも熱心に取り組み仕事の幅を広げている。
Twitter:https://twitter.com/anri0612anr
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