パーク 初登場のときはめちゃくちゃ緊張して、パニック状態でしたね。でもV6の森田(剛)くんと三宅(健)くんが大笑いしてくれたのもあって、初回からかなり話題になりました。
軟式globeが出ると瞬間視聴率が5%上がっていた
――当時の反響はすごかったんじゃないですか。
パーク 番組に初登場した次の日からは、普通に街を歩けないレベルでした。外に出たら、「パークマンサーだ!」ってめっちゃ絡まれましたもん。満員電車のなかでは、中学生たちが僕に聞こえるように「アホだな~♪」って歌ったりしていて。それに反応しなかったら、「あいつ歌わねえじゃん。調子乗ってんな、ギャハハ」と煽られましたね(笑)。
あとは親戚や友人を名乗る人が増えたり、イタズラ電話がいっぱいかかってきたりとかもあったかな。
――日本中の注目を集めていましたよね。
パーク 『学校へ行こう!』は平均視聴率15%くらいある人気番組だったんですけど、軟式globeが出ると瞬間視聴率が5%上がっていたらしいんです。当時は日本で一番有名な素人だったと思います。とにかくテレビの影響力を実感しましたね。
初出演したあと、人気がうなぎのぼりに
――ぶっちゃけ、モテました?
パーク 正直モテました。ただ、そういう時にかぎって相手がいて、しかもオイラは一途だったんですよね……。いやー、残念(笑)。
――その後も、放送を重ねるごとに人気が高まっていきました。
パーク 2002年6月に初出演したあと、7月、8月、9月と人気がうなぎのぼりになっていきました。ラップもさらにウケるようになって、一番ノリノリの頃。当時24歳と若かったのもあって、完全に調子にのってましたね。まごうことなき天狗です(笑)。
撮影=末永裕樹/文藝春秋
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