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生涯で500本以上の映画・テレビ音楽を手掛けた巨匠の“創作の秘密”に迫る 「モリコーネ 映画が恋した音楽家」を採点!

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〈解説〉

『荒野の用心棒』『ミッション』『アンタッチャブル』など、生涯で500本以上の映画・テレビ音楽を手掛け、2007年にようやくアカデミー賞名誉賞を受賞、20年に91歳で亡くなった映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ。その人生と創作の秘密に迫る音楽ドキュメンタリー。

 自身のキャリアについての葛藤、仕事の信念、作曲方法などを語ったインタビューをはじめ、クリント・イーストウッドやクエンティン・タランティーノなど70人以上の著名人の証言、数多の傑作映画の名場面やワールドコンサートツアーの演奏シーンなどで、彼の人生そのものが偉業であることを証明する。

 監督は『ニュー・シネマ・パラダイス』以降全作品でモリコーネと組んだジュゼッペ・トルナトーレ。157分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆エッ?! あの曲もこの曲もモリコーネだったのかと今さらながらに驚く。コメントを寄せた関係者たちの顔ぶれもスゴイ。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★☆この監督特有のくどさは難点だが、モリコーネの井戸の深さや重層性はよく伝わる。彼の音楽に私は何度も救われてきた。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★★聞き覚えのあるメロディーや、音楽家の魔法のような閃きと演奏に惹きこまれた。映画の知識がなくても存分に楽しめた。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★★大充実。「食うための仕事」を如何におのれの存在証明にしていくか。自己評価と世間の反応とのズレなど全てが興味深い。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★★戦後イタリアの歴史とモリコーネの血脈が全編に流れるトルナトーレ最高傑作。改めてサントラの重要性を再考し歓喜。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
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INFORMATION

『モリコーネ 映画が恋した音楽家』(伊)
1月13日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開
https://gaga.ne.jp/ennio/

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