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ベンチ侵入、試合前に先発投手を呼び止め…中居正広がWBC現場で起こした“お騒がせ事件簿”

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試合前に先発投手を呼び止め…

 17年大会でもやらかしている。大会初戦となるキューバ代表戦の時のこと。練習中に先発予定だったロッテの石川歩を呼び止めて取材を始めてしまったのだ。

「先発投手には集中を妨げないよう、試合前に話しかけないという不文律がある。石川選手は嫌な顔せず応じていましたが、『初戦を任された緊張感は?』とか『どんなピッチングをしたいですか?』といったありきたりな話で、呼び止めるほどでもなかった」(同前)

 

 試合前の練習が始まった後は、選手以外のベンチへの立ち入りが禁止されているが、うっかり侵入してしまったことも。

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「すると身長2メートルはある外国人の警備スタッフに『すぐに立ち退きなさい』とつまみ出された。近くにいた記者に『怖いね。聞く耳持ってくれないね』とこぼしていた」(同前)

 普段は、選手や監督はもちろん、メディアにも明るく挨拶するなど、礼儀正しい中居。試合中は自らスコアブックを付け、びっしりメモを書き込んでいるという。今大会では、「心中する」とまで語るその熱意が、暴走しないことを祈りたい。

ベンチ侵入、試合前に先発投手を呼び止め…中居正広がWBC現場で起こした“お騒がせ事件簿”

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