ハイレグ水着やセミヌードを披露した写真集は中古市場で一時5万円
その間、88年に1冊だけ写真集を出している。
「身長165cmの引き締まったボディをハイレグ水着やセミヌードで惜しげもなく披露。発行部数が少なく、中古市場で一時5万円の値がついていた。撮影した清水清太郎氏は、体の美しさで印象に残る女優として『今思い出してもよだれが出る体だったのは財前直見』と語っている」(同前)
転機となったのは90年の映画「天と地と」。武田信玄の側室の女騎馬隊長役だったが、「馬から落ちて死ぬシーンを、監督の角川春樹に『やれるか?』と言われ、スタントなしで演じた。この演技が評価され、自信がついたそうです」(同前)。
以降、90年代は織田裕二主演のドラマ「お金がない!」の気風のいい下町娘や「お水の花道」の陽気なホステスなど当たり役に恵まれ、一躍トップ女優に。
私生活では97年に出演した「スチュワーデス刑事」(フジ系)のプロデューサーと03年に結婚。06年、40歳で男児を出産した。
「すると『自然の中で育てたい』と、9カ月の息子を連れて大分に移住。12年に離婚が成立した。息子が幼い頃はほぼ休業していたが、現在は本格復帰し、仕事の時だけ上京する生活を送っている」(芸能デスク)
50代からは終活を意識し「終活ライフケアプランナー」の資格を取得。地に足のついた女優道は続く。