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キラキラ系インスタグラマーの裏の顔は…

 シンガポールは単価が半分以下に下がり、手取りで2~3万円。先進国であるがゆえに現地人も客層に入っているため、価格が均衡を保ってしまっているのだ。逆に途上国のフィリピンは、客は海外から来た富裕層のみになるため、こちらも2時間のショートで8万円が相場である。

 シンガポールへ実際に出稼ぎに行った風俗嬢によれば、おそらく現地の業者が用意したであろうマリーナベイサンズの部屋で生活しながら、部屋に訪れる客たちの相手をしていたという。現地人も客層に含まれているということで、客は部屋がなくても利用できるようにしているのだと思われる。

 と、ここまでがコロナ禍前までの海外出稼ぎ風俗事情だ。「行ってみないことにはわからない」という不透明さもあり、ツテをもった一部の勇気あるキャバ嬢や風俗嬢のみが手を出せる裏バイト的な立ち位置だった。

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海外出稼ぎ案件は裏バイトから表の仕事に

 また、国内では身バレを避けたいキラキラ系インスタグラマーなどの稼ぎ口にもなっていた。「今日はシンガポールのマリーナベイサンズでディナーだよ」などといった投稿をしながら自由を謳歌していると思いきや、裏ではただのコールガールとして働いているのだ。

インフルエンサーの裏の顔は…。写真はイメージ ©AFLO

 それもコロナ禍で日本を出ることがほぼできなくなった2020年にはパタリと案件がなくなったわけであるが、世界各国が観光客を受け入れはじめた途端に海外出稼ぎ案件は裏バイトから表の仕事へと変わっていく。それには3つの理由があった。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。