――話のできるママ友などはいますか。
最上 娘が歩けるようになった1歳くらいの頃に外を散歩することが増えたのですが、近所の小学生たちに話しかけられることがあり、娘と一緒に遊んでくれるようになったんです。だからママさんたちより、今は小学生と仲がいいかもしれないです(笑)。最近の小学生はテレビよりもYouTubeなので、たぶん私のことも知らないんですよね。
――最上さんのお仕事やアイドル時代のこと、お子さんは理解していますか。
最上 まだ全然わかってないですね。ただこの本(『も学』)を指さして「ママ!」と言ってるので、ちょっとわかるのかな。あ、でもこの前、Netflixをつけているときに娘が「ママ!」というので画面を見てみたら金髪のおじさんが映っていたので、やっぱり微妙ですね(笑)。
――お子さんにご自身の職業やキャリアを明かすことはないですか。
最上 聞かれたら答えるくらいでいいかなって思ってます。自分からライブ映像とか見せるのは、ちょっと恥ずかしいかなと思っちゃいます。
――お子さんの名前は性別を断定しないジェンダーニュートラルな名前にしたそうですね。その意図は?
最上 将来大きくなった時に、性別は自分で決めたらいいと思っているのですが、その時に使いやすい名前がいいかなと思ったんです。医師により割り当てられた性は女として生まれているので、娘と言っていますけど、自覚する性別はまだわからないですしね。
妊娠発表から2年半、最大の「変化」
――妊娠発表から2年半が経ちました。SNS上のバッシングはなくなりましたか。
最上 ほぼ、ないですね。1年ほど前、未婚での妊娠出産になった理由を「恋人に振られたから」と公表したからだと思います。
――なんと、そのことで反応が変わったとは……。
最上 妊娠を公表した時は相手への未練もあり、心の整理がついてなかったので具体的な事情を言えなかったんですけど、妊娠中に振られたことをメディアで話したら、ピタッと叩かれなくなりました。