『BreakingDown / ブレイキングダウン』のラウンドガールなども務めている、インフルエンサーの平瀬あいり(26)。

 16歳で整形することを決意し、8年間で整形手術の資金1000万円を貯めたという彼女に、中学時代に「人殺し」だと広められた噂、警備員と引越し業者を掛け持ちして整形資金を貯めた日々、整形の手術歴などについて、話を聞いた。(全3回の2回目/続きを読む)

平瀬あいりさん

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素行の悪さのせいで根も葉もない噂を流される

ーー中学3年生のときに平瀬さんのお母さんの弟が自殺して、その原因があいりさんだと責められたとのことですが、どういうことでしょうか。

平瀬あいり(以下、平瀬) 母の弟はうつ病を患っていて、そうなってしまったんです。でも、身内の人たちは「おまえが引きこもって、ずっとゲームをやっていたのを気に病んで自殺したんだ」と責めてきて。さらに、私が中学に入って素行が悪くなったことが、追い打ちをかけたとも言い出して。

ーー知らない女子生徒の自殺も平瀬さんの原因にされたというのは。

平瀬 母の弟の自殺から何ヶ月もしないうちに、今度は隣の中学校の女の子が電車に飛び込んでしまったんです。そうしたら「あいつが脅してた」みたいな話になって、なぜか私がその子を脅したり、殴ったりして、自殺に追い込んだって噂が流れたんです。

 しょっちゅうケンカはしてましたけど、女の子を脅したり、殴ったりなんてしたことなかったし、そもそも私はその子をまったく知らなかったですから。たしかに素行は悪かったけど、いじめなんか絶対にしなかったですし。

中学生の時の平瀬あいりさん

お風呂で練炭自殺しようとしたことも

ーー噂は学校だけで広まったのですか?

平瀬 まず学校で、学校に通う子供から親へ、親から地元中に広まりました。母親のコミュニティって濃密だから、母親たちが噂を聞くと一瞬でババッと。歩くだけで「こいつに関わると自殺することになる」とか「こいつは人殺しをする女だ」とかって囁かれて。

 友達のひとりも信じちゃって、「裏でそんなことやってたの?」と言われて。「してるわけないでしょ。ずっと一緒にいたじゃない」と答えても、半信半疑って感じで。時々、学校に行くと「ねぇねぇ、人を殺したの?」とか言ってくる子もいて。

ーー相当にきついものがありますね。

平瀬 ショックすぎて、声が出なくなっちゃったんです。半年ぐらい話せなくなったけど、母親からは「父親もろくでもないし、おまえもろくでもない。疫病神だ」と言われまくって、さらに病んでしまって。