『BreakingDown / ブレイキングダウン』のラウンドガールなども務めている、インフルエンサーの平瀬あいり(26)。
16歳で整形することを決意し、8年間で整形手術の資金1000万円を貯めたという彼女に、母親から“顔”を否定されていた幼少期、小学校から中学校まで続いた不登校、ヤンキー少女だった青春時代などについて、話を聞いた。(全3回の1回目/続きを読む)
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父親似の容姿のせいで母親に「産まなきゃよかった」と言われる
ーー自分の容姿が気になるようになったのは、いつぐらいからですか?
平瀬あいり(以下、平瀬) 4、5歳の頃からです。
ーーきっかけみたいなものはあったのですか。
平瀬 両親が離婚して、私は母に引き取られたんです。離婚したくらいだから夫婦仲は悪かったようで、母親から「お父さんに似たあんたを産まなきゃよかった。私に似てればよかったのに」みたいなことを、ずっと言われていて。
そう言われ続けていたので、「じゃあ、この顔で生まれなければよかったのかな」とか「こんな見た目じゃなければよかった」って思うようになっていったんです。
あと、保育園でいじめられていましたね。
ーー両親の離婚は保育園以前ですか。
平瀬 私が3歳の頃から別居していて、小学校低学年のときに正式に離婚しました。お父さんとは小1か小2の時に会ったけど、それからは一度も会ってないです。
学校ではずっといじめられていた
ーーあいりさんは、お母さんには似ていなかったと。
平瀬 似てないですね。お母さんは目が二重でパッチリしてて、鼻がわりと高いタイプというか。私は、完全にお父さん寄りの顔で。でも、お父さんもめっちゃかっこ悪かったわけでもなくて。バンドマンで、当時の写真を見ても「べつに悪くはないけどな」とは思いますね。
ーーお母さんは、どういったときに「産まなきゃよかった。私に似ていればよかったのに」と言ってくるのでしょうか。
平瀬 情緒不安定なところがあったのでメンタルが沈んでいる時に言われていました。私が怒ったり、笑ったり、ふざけて変顔とかしているときが、すごくお父さんに似ていたらしくて、「見るたびに思い出す」って。
「あの人とちょっとしか一緒にいなかったのに、なんでこんなに似ちゃったの?」って感じだったんだと思います。
ーーあまりに昔の話で記憶にないかもしれませんが、お母さんの言葉で自己肯定感が低くなってしまったところはあったのでしょうか。