文春オンライン

それぞれの美容整形、それぞれの理由

「母から『父親似のあんたを産まなきゃよかった』と言われた」小4でネットで「ブス」と晒され、整形を決意…平瀬あいり(26)が語る、壮絶な過去

「母から『父親似のあんたを産まなきゃよかった』と言われた」小4でネットで「ブス」と晒され、整形を決意…平瀬あいり(26)が語る、壮絶な過去

平瀬あいりインタビュー#1

2023/07/22

genre : エンタメ, 芸能

note

平瀬 私は歯が出ていたんですけど、そのかっこいい人からは「笑わなければ……ね」みたいなことを言われました。で、告白っぽいことをしようとしたらフラレてしまったので、「やっぱり、顔がダメなのかな」って。

素行の悪さが原因で高校受験に失敗

ーー高校進学はどうされたのでしょうか。

平瀬 かわいい制服の高校があって、どうしてもそこに行きたかったんです。そこなら校則もゆるいから、着飾ることができるなって。それで勉強もがんばってその高校を受験しました。

ADVERTISEMENT

 で、試験を受けて自分では「受かったな」って感触があったんですけど、落ちちゃったんですよ。私の素行が悪すぎるということで、中学の先生がその高校へいろいろなことを報告してしまっていたようで。

 

ーーそれは、本当に洒落にならないほどワルだったということでは。

平瀬 逮捕歴はなかったけど、警察のお世話にはなりすぎちゃって、地元では顔が知られてしまっていました。逮捕まではされていないし、勉強もがんばったし、行けるであろうと思ったんですけど、ちょっとダメでしたね。

 それで通信制の高校に行って、警備員と引越し業者で働きながら整形資金を貯めていくんですけど。

「すべてを変えたい」整形を決意したワケ

ーー中学卒業後に、整形を思い立ったのですね。

平瀬 メイクとかアイプチで二重を作って頑張っていたのに、まわりから顔についていじられることが多すぎて。私としては陽気な感じでいたかったから、いじられても変顔をしてたんですけど、本当はそうしたかったわけではないので。見た目をいじられることはされたくなかったし。

 ほんと、「歯が出てる、出っ歯」と言われては、大きく突出した顎と鋭く長い歯が特徴的なサメのゴブリンシャークにたとえられたりしてましたね。母親からも「あんたはゴブリンシャークだ」って言われ続けていて。

整形をする前の平瀬さん

 そういうのがあったので、根本的に自分の顔を消したかったんです。希望していた高校も行けなくなっちゃって、なにもすることがないので「すべてを変えたいな」って思って。それが15歳のときですね。

ーー顔を変えて、人生を一新しようと。

平瀬 そうですね。中3のときに闇深い出来事がいっぱい起きすぎちゃって、それもあって精神的に病んでたので。

ーー中3のとき、一体なにが起きたのですか?

平瀬 母の弟が自殺してしまって、それを私のせいにされたり。あと、まったく知らない隣の中学校の女子生徒の自殺も、私のせいにされてしまったんです。

写真=平松市聖/文藝春秋

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

「母から『父親似のあんたを産まなきゃよかった』と言われた」小4でネットで「ブス」と晒され、整形を決意…平瀬あいり(26)が語る、壮絶な過去

X(旧Twitter)をフォローして最新記事をいち早く読もう

文春オンラインをフォロー