既婚者という事実を知った福原は絶句
「気晴らしになるから外に出てみたら。僕が車を借りて連れて行ってあげるよ」
そう言うAさんに対し、福原はこう尋ねた。
「一度でいいから横浜をゆっくり歩きたい。試合で行ったことしかなくて……。私と二人で出かけて大丈夫? いま付き合っている人はいないの?」
「僕には彼女はいないよ」
横浜の街を二人で過ごし、ホテルに消えた、そのデートの一部始終は「女性セブン」に報じられることになる。
日本と台湾で大きく報じられた福原の“不倫スキャンダル”。だが、問題はそれだけではなかった。小誌はAさんに妻がいる事実を確認。21年4月1日発売号で報じた。
Aさんは福原にこう弁明したという。
「結婚はしているけど、もう別れるから。妻とは別居しているけどたまに家に来るんだ」
既婚者という事実を知った福原は、「青天の霹靂」と絶句し、激しいショックを受けた。
だが、知人にこうも漏らしている。
「彼を巻き込んでしまい、申し訳ないよ」
そして、約3カ月後の7月8日、福原はついに江との離婚を発表。共同親権という形をとったが、二人の子どもは台湾で江が面倒を見る。「不倫の末、子どもを捨てた」と福原は批判にさらされた。
離婚を契機に、福原は活動を再開させていく。7月26日には東京五輪の卓球の解説でテレビに出演。8月に日中友好のイベントにも登場した。
さらに11月には出身校の系列にあたる青森大の客員准教授に就任。12月にはTリーグ男子「琉球アスティーダ」の運営会社の社外取締役にも就いた。
「福原は毎日のように台湾にいる子どもたちとテレビ電話で会話しています。だが、コロナもあって、台湾に行くことも、子どもたちが日本に来ることも難しい。鬱々とした気持ちを抱えています」(福原の友人)
この間、福原の支えになっていた人物。それはAさんだった。福原はAさんとの連絡を断つことはできなかったのだ。