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冷たいそばに、冷たいつゆをドバッと…東京近郊の立ち食いそば屋で味わえる「冷やがけ」を一挙紹介!

2023/08/15

genre : ライフ, グルメ

note

 お目当ては「冷しゲソ天そば」(560円)。薬味を生姜にしていただく。つゆは山形県の「冷し鳥中華」のつゆの味に近く、生姜が抜群に合う。ゆで玉子半分がデフォなのがすごくうれしい。

御徒町にある「鶏だしそば・うどん 三丁目」
「冷しゲソ天そば」は薬味を生姜入りで注文したい

稲城長沼駅前「なかむら」の「冷し天ぷらそば」

 そして最後に紹介するのは、JR南武線稲城長沼駅前にポツンとある立ち食いそば屋「なかむら」の「冷し天ぷらそば」(480円)である。オールドスタイルのこの一杯は夏になると必ず食べに行くイチオシメニューである。

 出汁のよく利いた返しの強くないあっさりした冷たいつゆに〆た茹で麺のそば、そして、玉ねぎ・人参を中心にした自家製の天ぷらをのせ、白ごまと刻み海苔が少し。豪華さなど微塵もないが、この姿をみると暑さを忘れるというものである。しみじみとうまいのだ。

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JR南武線稲城長沼駅前にポツンとある立ち食いそば屋「なかむら」
しみじみとうまい「冷し天ぷらそば」

 2023年の猛暑もあともう少しだ。冷やがけそばのチカラを借りて乗り越えよう。諸兄諸姉はどの冷やがけがお気に召したでしょうか。

「名代箱根そば」の「豆腐一丁そば」もよし。「蕎麦食堂いけち」の「冷し春菊天中華麺」もよい。濃い江戸のつゆの浅草橋「ひさご」の「冷し天ぷらそば」はすべて自家製だ。稲城長沼駅近くの「なかむら」で食べて宵の多摩川を散策するのもよい。

 他にも暑気払いにピッタリな上質な「冷やがけそば」が必ずあります。是非探してみてください。

INFORMATION

◆箱根そば本陣 新宿御苑前店
住所:東京都新宿区新宿2-1-14 エレメンツ新宿ビル1F
営業時間:月~金 7:30~21:00
     土日祝 11:00~18:00
※ラストオーダーは閉店の15分前
定休日:無休
「名代箱根そば」を含め、営業時間は公式サイトからご確認ください。

◆そば作
住所:東京都港区新橋6-14-4
営業時間:月~金9:30~17:00
定休日:土日祝

◆築武士(つきぶし)TSUKIJI SAMURAI
住所:東京都千代田区麹町4-8-1
営業時間 7:30~17:00(LO16:30まで)
定休日:土日祝

◆ひさご
住所:東京都台東区浅草橋1-17-2
営業時間:6:45~18:00
定休日:土日祝 

◆蕎麦食堂 いけち
住所:東京都板橋区板橋2-61-4
営業時間:月~金 8:00~20:00/土・祝   9:00~17:00
定休日:日、第2・第4土

◆鶏だしそば・うどん 三丁目
住所:東京都台東区台東3-42-7
営業時間:月~金 6:00~14:00
定休日:土日祝

◆なかむら
住所:東京都稲城市東長沼536
営業時間:月~土・祝 7:00~17:00
定休日:日

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