【8位 紅の豚(1992年公開 監督・脚本:宮﨑駿)】
「絶対に『紅の豚』です。ポルコの優しさとユーモアと、融通の利かない頑固さにシビれて何回も見ました」(61歳・女性)
「ジブリには少年少女の主人公が多いですが、ポルコ・ロッソの大人の魅力がいいですね。大空を飛び回る飛行機の姿もたまりません」(77歳・男性)
「『飛べない豚はただの豚だ』というセリフが最高だからです」(51歳・女性)
「70歳を過ぎて余生も少なくなってくると、男の生きざまというところに感性が向かうようになるのです。その意味で、『紅の豚』は、『こういう男ってかっこいいよね!』ということをつくづく、感じさせてくれるアニメでありました。ポルコを演じた森山周一郎さん、ポルコと激戦を演じたドナルド・カーチスの大塚明夫さんの演技は本当に感動ものでした」(74歳・男性)
「ジーナ役の加藤登紀子さんのファンなので」(70歳・男性)
「渋い! とにかく大人の男たちが渋くてカッコよくて、フィオやジーナといった女たちはたくましくてイカしてる」(51歳・女性)
【7位 もののけ姫(1997年公開 監督・脚本:宮﨑駿)】
「音楽と映像がとても美しい。善と悪という分かりやすい二項対立がなく、皆それぞれの立場で精一杯生きている姿が魅力的に描かれている」(29歳・男性)
「差別や自然破壊、野生動物との共生など、今日も世界で解決が遠い課題をよく描いていたと思うから」(50歳・男性)
「自然を破壊しながら進化する現代社会に対して警鐘を鳴らす作品。映像も美しい」(60歳・男性)
「ジブリアニメの全てが詰まった作品だと思う。ストーリーの世界観が圧倒的で何度見ても面白い。メッセージ性が高く自然の大切さを考えさせられる」(47歳・男性)
「狼が最高」(51歳・女性)
「初めて映画館で観た時に衝撃を受けた。久石譲さんの音楽は、どのジブリ映画でもピタッとハマっているが、『もののけ姫』に関しては特に聴きごたえのある素晴らしいものだと思う」(64歳・男性)