――ロンドンに住み始めたのはいつからでしょうか。
Mioenergy 今年の3月からです。海外で通用するアーティストになりたいと思って、縁があったロンドンに来ました。J-POPとK-POPをミックスした歌を歌いながらダンスをするという活動をしています。
今は2年間限定のビザで来ているので、ビザ切れたらこっちにいられなくなってしまうんですが、グローバルタレントビザっていうアーティストビザが下りたら期間が延長されるんです。そのビザを取得できるように頑張ってやっています。
――ちなみに現在の摂食障害の状態はどんな感じなのでしょうか。
Mioenergy 前よりはだいぶよくなりましたが、まだたまに過食の症状が出てしまうことはありますね。体重は以前と同じくらいには戻ったので、健康的な体重ではありますが、完全には治ってはいないです。そもそも摂食障害が完治することはないらしくて。
でも、行きたかった海外に来れて、やりたかったパフォーマンスの仕事ができているので、とてもありがたく思っています。
どんな見た目であっても、あなたの価値は変わらない
――摂食障害の当事者は完璧を求めてしまうとか、真面目すぎるというお話も聞きますが、Mioenergyさんの場合はいかがでしたか。
Mioenergy 全て完璧にこなさなければという気持ちが強かったのはありますね。だから息抜きができなかったり、誰かに頼ることができなかったのかなって。
頑張りすぎちゃったり、やらなくていい努力をしすぎちゃったり。最初はやっぱりみんなが褒めてくれたんですよね。仕事で上手くいかない時でも、「なんか痩せた？ 可愛くなった？」って言われることで、自分の承認欲求みたいな部分を満たしていて。仕事では褒められないけど、痩せたら褒められるって思い込んでしまっていました。
――Mioenergyさんは摂食障害と診断されてからすぐにSNSで公表されましたが、どんな声がありましたか。
Mioenergy かなり反響があって、同じく摂食障害の当事者の子から、相談のDMが来ました。そういう子たちの文章を読むと、みんなめちゃくちゃ頑張っててすごいいい子たちなんですよね。
どんな見た目であっても、あなたの価値は変わらないし、別に仕事をしてなくても、学校に行けてなくても、生きてるだけですごいんだよってことを伝えています。
あとは、周りにSOSを出してほしいですね。この病気は1人では絶対に治せないので。私も最初の時点で、相談できていれば自分のことを傷つける期間が少なくなったんじゃないかなって後悔しています。
誰かに相談するっていうのが一番難しいことだし、実際に私もできなかったんですけど、周りをもっと頼ってほしいなと思います。
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Mioenergyさんの各種SNS
Instagram：https://www.instagram.com/mioenergy30
X：https://twitter.com/mioenergy30?s=21
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