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「“6浪経験”とかポジティブワードじゃ全然ないので」原千晶アナウンサー(35)が語る“就職活動のリアル”《『THE TIME,』で公表すると…》

2024/01/26

genre : エンタメ, 芸能

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――浪人は無駄だったと大学入学当初に抱いた思いは、アナウンサーになって変わりましたか?

原 変わりました。アナウンサーは生まれ変わってもやりたいと思える仕事ですが、浪人がなければアナウンサーを目指していなかったと思います。今にして思えば私にとって必要な6年間だったのかなと思っています。

©佐藤亘/文藝春秋

テレビ番組で6浪を公表すると…

――2023年10月にセント・フォースに入り、山口から東京に拠点を移されました。『THE TIME,』では6浪を告白された時、すごい反響だったと伺いました。

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 番組で自習室をテーマにしたコーナーがあって、ロケで受験生の話を聞くことが多かったんです。「私は6浪」とサラッと言ったら思った以上に反響が大きくて。私は医学部受験だったからか周りで多浪の人もわりといたし。確かにアナウンサーの方は現役でミスコンに出ていたりキラキラしている方が多いので、この仕事で多浪は珍しいとは思うんですけど。

 ©佐藤亘/文藝春秋

――どんな感想が多かったですか?

 エゴサーチしないんですけど、スタッフの方が記事になったものを見せてくれて、応援してくれる方もいれば辛辣な意見もあって、「6浪もしてこれかー」という意見もあれば、「応援してます」「自分も浪人していて励みになります」とか色々ですね。自分としてはちょっとでもお役に立てたらよかったと思いますし、ここに来るまで長い道のりもありましたが、今は自分が大好きだと思える仕事につけて良かったと思っています。

「“6浪経験”とかポジティブワードじゃ全然ないので」原千晶アナウンサー(35)が語る“就職活動のリアル”《『THE TIME,』で公表すると…》

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