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女性大統領の誕生を信じてーー「ガラスの天井の向こう側、夢見た未来が今なのだ」

Hillary Clinton Full Speech DNC Day 1 | 10 News First ヒラリー・クリントンによる応援演説

「私の母が生まれた頃には女性は投票権すら持っていなかった。

 しかし、104年前、状況が変わった。女性たちが選挙で投票する権利を勝ち取った。女性の投票権を認可するかどうかについて議論が進まなかったテネシー州で、ある議員のお母さんが『これ以上、”その日”を延ばさないで。私たちに投票権を与えなさい』と息子に手紙を書いたという。その日から、後に続く世代が次から次へとバトンを繋いで社会を前進させた。

 1972年にはシャーリー・チザム(Shirley Chisholm)という勇敢な黒人女性が初めて大統領選に立候補し、働く親、貧困に苦しむ子どもたちのために闘った彼女は、私たちにもっと大きな夢を見てもいいと教えてくれた。

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 1984年、女性として初めて副大統領候補になったジェラルディン・フェラーロ(Geradine Ferrero)に、私は娘と会いに行った。ジェリーは「できるよ。私たちにはなんでも!」と言ってくれた。

 そして2016年。私は主要党初の女性大統領候補になりました。6600万人もの人が投票した。誰かの能力が性別などの属性で制限される『ガラスの天井』がなくなる未来を信じて。その後も我々はその未来に向けた夢を諦めなかった。

 (何百万人もの人が)マーチをした。 (町から国の議会まで、多くの女性や有色人種、性的マイノリティの方々が)立候補した。未来に目を向けて、信じて。皆さん、その未来は今なのです。

(中略)

 私たちは共に「ガラスの天井」にたくさんのヒビを入れることができた。そして私たちはもう少しでその天井を突き抜ける大きな穴をあけられそうなところにいます。私にはそのヒビの入った天井の向こう側が見える。自分の健康や人生、誰を愛するか、家族に関する選択を自由にできる世界が見える」

 この言葉に涙が溢れました。